秀光6年生
青木くんが、
化学グランプリ2002で
上位入賞!!
 
「全国高校化学グランプリ2002」(「夢・化学-21」委員会主催)は、高校生を対象として化学知識を競い合う、化学のイベント。一次予選会(筆記試験)が全国20会場で行われた後、そこで選ばれた60名が、東京大学駒場キャンパスで開催されるニ次選考(実技試験)に進みます。さらに1、2年生の成績優秀者4名は2003年の国際化学オリンピック(ギリシャ)への参加資格があります。 秀光からの受験者15名のうち、 東北大学で行われた一次を突破し、二次選考会場の東京大学へたどりついたのは秀光6年生の青木さんただ1人。そして結果 は、優秀賞5名に次ぐ17名の金賞という素晴らしい成績。青木さんに、喜びを語ってもらいました。
 
二次試験は緊張したけれど、いい経験になりました
秀光6年生 青木さん(上野山小出身

  化学は一番好きな教科。特に実験が楽しくて、中学生の時から得意でした。「化学グランプリ2002」には、力だめしのつもりで特別 な勉強もせずに挑戦したので、この金賞という結果には、自分でも驚いています。 一次試験は、高校で学習した内容とそれを応用した内容も含まれる、大学入試二次試験レベルのもの。一次試験を高得点でクリアしたことはうれしかったし、自信もつきました。 二次試験対策は、放課後に化学の東海林先生に指導していただいて、化学実験室で4日間練習。化学の実験はどれだけ正確に計量 できるかが勝負のひとつなので、器具の操作のテクニックを重点的に特訓しました。 二次試験当日は、緊張しっぱなし。試験問題は、3つの物質を混ぜた混合試料について、それぞれの物質の混合比を、自分なりの実験方法で求める、という内容でした。他の受験生たちがみんな順調に実験を進めているように見えて、かなりあせりました。 途中で失敗したりして時間はギリギリ。2時間の実験のあと、実験の結果をまとめる時間が1時間 。 レポートは多めに書いたほうが点数につながりやすいので、最後まで粘ってたくさん書きました。 結果的に、一次試験での好成績が二次試験の点数をカバーする形となり、金賞。高校生最後の夏のいい思い出になりました。理系科目が好きなので、工学部情報系の大学に進学したいと考えて今、準備中です。