平成23年度大学入試 大学合格体験記 |
◆一般入試 |
東北大学 法学部 |
に一般入試で現役合格 |
日常学習を評価される加藤利吉成績優等賞を 6年連続で受賞達成しました! 大?さん 平成23年3月卒 槻木小出身 ■実力が表れる定期考査は ■基礎の確認に最適です 秀光中等教育学校での6年間で私が最も重視してきたのは、加藤利吉成績優等賞の受賞でした。「利吉賞を6年連続で受賞出来たら浪人しても構わない!」と常日頃から宣言してきた私ですが、何とか第一志望校である東北大学法学部に合格することが出来ました。自分にとって、合格の一番の決め手になったのは、やはり学校の定期考査に向けた努力だったと思います。利吉賞の受賞条件となる全考査での平均85点以上を保つには、試験直前だけの付け焼き刃のテスト対策ではなく、日頃からの継続した勉強が大切だと思います。そして、受験勉強で一番効果的なのも、日頃からの継続した勉強です。定期考査にはトリッキーな問題が少なく、基礎の確認にはもってこいだと思います。また、点数や順位に自分の努力が表れるので、目標もたてやすいです。 ■課外活動は学習面の条件を課して ■参加することにより両立できます! また、私は課外活動にも積極的に参加してきました。「第一志望校に合格する為には一分一秒の時間だって惜しい! 課外活動なんてやってる暇がない!」と考える人も多いでしょうが、私は、課外活動は、日々の単調な生活に変化を与える、という点で大変望ましいと思います。しかし、課外活動に力を込めすぎて本業の学問が疎かになってしまっては元も子もありません。私は1年生から5年生までオーケストラ部に所属し、また、2年生からは生徒会幹事としても活動していましたが、これらに参加する際に、両親が出した条件が一つありました。それは、「全ての考査で学年10位以内に入ること」です。10期生は特に上位層のレベルが高く、少しでも手を抜くとすぐに順位が下がってしまうので、常に緊張感をもって取り組み、無事に5年生時の引退まで部活と生徒会に所属することが出来ました。このように、課外活動に参加する時には目標(またはペナルテイ)を決めて参加すると、勉強にも張り合いが出ると思います。 ■大学での4年間を通じて ■将来の道を考えていきます 私は5年生時の自由研究論文で死刑制度をテーマに選んでから、大学卒業後は刑法の研究者となり、死刑制度をライフワークにしていきたいと思ってきました。しかし、先日起きた東北関東大震災を経験して、卒業後は公務員となって宮城県の復興の為に働きたい、とも考えるようにもなりました。今はまだ、どちらの道を進むかは決められませんが、これからの大学での4年間の勉強を通じて、自分が何をすべきなのかを見つけたいと思います。 |
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岩手大学 農学部 獣医学課程 |
に一般入試で現役合格 |
幼い頃から抱いていた獣医師という夢への 第一歩を踏み出しました 中川さん 平成23年3月卒 利府小出身 ■秀光は先生方や友達に触発され ■自然と勉強意欲が沸く環境でした 私は動物の命を救う父の姿に憧れて、幼い頃から獣医師になりたいと思っていました。獣医師になるには大学の獣医学科に入ることが必要ですが、獣医学科は医学科に次いで合格するのが難しい学科です。そのため私は中高一貫で勉強できる秀光に入学することを選びました。 秀光に入学して良かったと思うのは、生徒や先生の勉強のモチベーションが高いということです。私は周りに影響されやすいタイプなので、友達が真剣に勉強している姿や先生の熱心なご指導のおかげで、自然と勉強しようという意欲が掻き立てられました。またユーロスクールの体験はとても貴重なものでした。自分の英語力を実践する機会を得られたと同時に、英語がわからないと本当に苦労するので、英語を学習することの大切さも学ぶことができました。 ■担任の先生が直前の志望校変更を ■サポートして下さり合格できました 私が本格的に受験を意識して勉強し始めたのは、高校3年生の春からでした。この時点ですでに他の受験生から遅れていたと思うのですが、更に遅かったのが最終的な受験校の決定でした。私は北海道大学を志望していましたが、どうしても学力が足りませんでした。悩んだ結果、10月頃に私は志望校を変更することにしました。そのとき、担任の先生が親身になって相談にのって下さり、私の決心を理解して下さいました。先生のおかげで私は一番の目標であった獣医学科に入ることを達成することができました。受験では、自分が一番達成したい目標は何かをはっきりさせることがとても大事です。有名だから、レベルが高いからという理由で大学を選ぶと、後で必ず後悔するので志望校の決定はよく考えてほしいと思います。 ■私達の未来のために ■野生動物の保護に携わりたいです 私の将来の目標は野生動物の保護に携わることです。私達人間は生きるために自然を破壊します。でも自然がなくなったら私達は生きていけません。野生動物を保護することは、彼らの住みかである自然を守ることでもあります。だから私は私達の未来のために、野生動物たちを守りたいと思っています。現在の日本では野生動物を守ることだけでは生活していけません。それでも私は私の夢を実現するために、これからも努力し続けていきたいと思います。 |
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宮城教育大学 教育学部 初等教育教員養成課程 |
に一般入試で現役合格 |
一緒に頑張ってきたクラスメイトは 6年間の学園生活の財産です 長谷川さん 平成23年3月卒 中野栄小出身 ■ユーロスクールのホームステイが ■志望校決定のきっかけになりました 小学校の頃に受けたある先生の授業がずっと心に残り、秀光でのユーロスクールでの体験や児童館でのボランティア活動等を通して、宮城教育大学の初等教育教員養成課程に合格したいと考えるようになりました。推薦試験は不合格でしたが、二次試験で無事合格することができました。 秀光に入って良かったことは、まず様々な体験を通して、豊富な経験が得られるという点です。私自身、ユーロスクールの1週間ホームステイで5人の子供達と過ごしたことは、宮城教育大学を目指す1つの要因となりました。また、推薦試験の時は他の学校では体験できないユーロスクールや、京都研修で書いた8千字論文が高く評価されました。 ■秀光ではやる気次第で ■自分を高めることができます 勉強面でも秀光の授業はとても充実しています。5年生までに中学・高校の勉強を終わらせ、残り1年間は集中して大学受験の勉強をすることができました。先生方も私達の要望に一生懸命応えてくださいました。冬休みに入ってもギリギリまで指導してくださったことはずっと忘れられません。 しかし、秀光での一番の財産は、6年間一緒に頑張ってきたクラスメイトの存在だと思います。みんなで一緒に大学へ行きたいという思いが強かったから、互いに切磋琢磨して受験を乗り切ることができました。 秀光6年間で得たものを振り返ってみると、やはり秀光は自分に合っていたと思います。自分のやる気によって、秀光ではどんどん自分の力を高めることができます。ぜひ秀光で自分の夢を叶えてほしいです。 |
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山形大学 医学部 医学科 |
に一般入試で現役合格 |
最後まで諦めない気持ちで 念願の医学部に合格できました 水津さん 平成23年3月卒 小松島小出身 ■第5学年が終わるころから ■環境面から自分を追い込みました 幼い頃から医師を志していた私は、秀光は医歯薬系に強いという話を聞きこの学校に入学しました。その後の6年間私は様々な貴重な経験をし、心身共に成長することができました。今回こうして念願の医学部に合格できましたのも、秀光での素晴らしい生活と先生方のご指導のおかげだと思っております。ありがとうございました。 私が受験勉強を意識し始めたのは第5学年の秋でした。しかし今思えば実際本格的に始めたのは第5学年が終わる頃だったと思います。自分に甘く「まだ時間はある」と考えていた私も、第6学年が近づくにつれ受験生としての自覚が芽生えてきて、まず生活習慣を改善することから始めました。朝はシャトルバスでの通学をやめ、早起きをして7時前には学校に着くようにしました。放課後や休日も家ではなく、学校の図書室や塾の自習室など緊張感のある場所に行くようにしました。こうして勉強せざるを得ない状況に自分をできるだけ追い込むことで勉強時間も増え、同時に徐々にやる気も増していきました。 ■苦手だった記述式の試験も ■秀光での学習で乗り切りました! その後私は山形大学医学部の推薦入試に挑戦しました。センター試験の勉強はもちろんのこと、面接対策にも力を入れ医学に関する知識も増やし、先生方には遅くまで指導して頂きました。しかしセンターで思うように点が取れず、結果は不合格。記述式の試験が苦手な私は一時自信を失い、浪人も覚悟しました。けれどもここで諦めてはならないと自分を奮い立たせ、毎日学校に通い授業を聞いて一般試験に向けた勉強を進めていきました。そして結果は合格。まさか記述模試でE判定だった大学に一般入試で受かるとは……このとき私は秀光で学んだ知識がいかに役立つものだったかを身をもって実感しました。 私にとって受験は、先行きの見えない非常に不安なものでした。何回もつまずくたびに自信を失いました。しかし秀光の友人や先生方に支えられ、結果無事合格することができました。やはり最後まで諦めないということが大事なのだと思います。 受験生の皆さん、苦しいこともあるとは思いますが、秀光で得た経験と自分の力を信じて合格を勝ち取ってください。応援しています。 |
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山形大学 医学部 医学科 |
に一般入試で現役合格 |
友達の「あきらめないで」の一言が 受験の本番で私に勇気をくれました 河野さん 平成23年3月卒 長町南小出身 ■一日医師体験や英語弁論への挑戦、 ■ボランティアなどで人間性が磨かれました 受験に成功した「勝因」という観点から秀光での6年間を振り返ってみたいと思います。 先ず第一に少人数制の授業が挙げられます。先生に質問してすぐに疑問を解決でき、先生が各々のレベルに応じた問題を配付してくださり、一日のうちで基礎から応用まで習得できました。化学の授業では教科書に記載されている殆どの事項を実験で確認したので、実験器具の使い方をマスターできたのはもちろん、重要事項も容易に覚えることができました。 第二に先生方から勧められて参加した色々な校外行事が挙げられます。一日医師体験や埼玉県立がんセンターでの研修に参加して医師を志す気持ちが強くなり、医学への興味も強くなりました。また3学年のときから先生方のご指導のもと積極的に取り組んだ英語弁論では自分の意見に説得力をもたせて英語で発表することの面白さや魅力を発見しました。全国高等学校生徒英作文コンテストで優秀賞、宮城大学高校生英語スピーチコンテストで最優秀賞を受賞したことは大きな自信に繋がりました。その他ニュージーランドでの短期留学、各種ボランティア活動の経験を通して知性だけでなく人間性も磨きを掛けることのできた6年間でした。 ■受験勉強の日々を共有した ■友達の存在はとても大きかったです しかしながら今までに挙げた2つの勝因よりもはるかに大きい勝因があります。それは友達です。ユーロスクール、京都研修、秀光祭…その他多くの秀光ならではの行事を、協力してやり遂げてきた友達の存在は私にとってかけがえのないものでした。大変な受験生活の中で、学校の帰り道に友達と模試の結果を見せあって互いの良いところや弱点を指摘し合ったり、悩みを共有した時間を思い出すと何だか自然と安心して本番に臨めました。友達が赤本に書いてくれた寄せ書きも心強い支えでした。実はセンター試験でボーダー得点を大幅に下回る点数をとってしまい、2次試験の理科でも思うように解答できず、続く数学の時間でくじけそうになりました。そのとき私を励ましてくれた友達の寄せ書きがあります。「最後まで最後の最後まであきらめないで」この言葉を思い出し、全力で試験を乗り切り、合格を勝ち取ることができました。 後輩の皆さんはこれからくじけそうになることが多々あると思いますが粘り強く日々前進して、万全の準備ができなくとも自信を持って入試を迎えてほしいと思います。諦めずに全力を出せば道はひらかれるはずです。一人でも多くの皆さんが笑顔で春を迎えられることを心から祈ってます。 |
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帯広畜産大学 畜産学部 畜産学科課程 |
に一般入試で現役合格 |
自分と同じ目標を持つ友達と支え合い 一緒に合格できました 齊藤さん 平成23年3月卒 万石浦小出身 ■「農学について知ってほしい」 ■という思いで農学部を志望しました 友達について書きます。 畜産農家の方々の役に立ちたくて農学部を目指しました。農業はあまり目立った職業ではないけれど、日本の農業を支える重役ですよね。私はそれがかっこいいと思っているし、自分も力になりたいと思いました。そして農学についてもっと色んな人に知ってほしいとも思っています。 私には、進む道は違えど同じ農学部を目指し、志望した大学に合格した2人の友人がいます。私たち3人が仲良くなったのはほとんど6年生になってからでしたが、こんなに仲良くなれたのは共に農学部を目指し、また農学について様々な人に知ってほしいという共通の気持ちがあったからかな、と勝手に思っています。夏休みは毎日3人で予備校に通って勉強しました。2人とも私よりできる人だったから密かに負けたくないという気持ちがありましたね。でも同時に、2人は勉強に関しても人間性にしても私にはないものを沢山もっていて尊敬もしていました。6回目の夏休みは今までで一番楽しかったし、有意義だったし、単なる受験勉強で終わるものではありませんでした。 ■受験における友達の存在は ■かけがえのないものでした 私たちはそれぞれ自分が目指す道のスタートラインに立ちます。そこに立つことができて私が嬉しく思うのは、かねてから3人が共通して持っていた「農学について沢山の人に知ってもらいたい」という気持ちを、ホームページという形で実現できることになったことです。それぞれが違った分野に進むからこそ、沢山の人に農学の様々な魅力を伝えられたらと思います。 私にとって2人は勉強に関してはライバルであったし、受験戦争を共に戦った戦友であり、これからもかけがえのない仲間です。振り返ると受験で友達の存在は大きかったです。みなさんにも、友達と支え合い磨き合いながら、自分が目指す道のスタートラインに立ってほしいと思います。 |
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東北学院大学 文学部 歴史学科 |
に一般入試で現役合格 |
秀光の先生方は分かるまで 何度も丁寧に教えてくださいます 村井さん 平成23年3月卒 多賀城小出身 秀光での6年間の学園生活は私にとってとても有意義なものでした。楽しかったこと、大変だったことなど沢山の経験をしたことで、秀光生で本当によかったと思います。 ■大切なのは、時間を有効活用すること、 ■わからないことを放置しないこと 大学合格に向けて受験勉強をしていくうちに気づいたことがあります。それは、勉強で大切なこととは時間を有効に活用すること、わからないことをそのままにしないことであると考えます。 例えば、電車やバスに乗っている時などのちょっとした時間で単語や年号を覚えたりします。電車やバスのような乗り物の中は、暗記をするにはもってこいの環境でとても集中できました。 仮に、授業や模試で分からない問題がある時はそのままにしないことです。どんなにささいなことでもそのままにせず、もしも次に似た問題が出てきても解けるようにします。私は授業で分からないことがあった時、先生に質問をします。秀光の先生はとても分かりやすく丁寧に、分かるまで何度も教えてくださいました。先生に質問をすることで、今まで自分はどこができなかったか、どこを理解していなかったのか気づくことができます。勉強をする上で、自分はどこが分からなかったのかを知ることはとても大切なことだと思います。どこが分からなかったのかを知ることは、自分がこれから何をしなければならないのかを知ることです。 一歩歩くことで進む距離は僅かではありませが、一歩一歩と歩き続けることで自分では思ってもみなかった遠いところまで行くことができます。勉強も同じく、少しずつ努力を積み重ねていくことで自分が目指していたところまでたどり着くことができると思います。 |
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◇推薦入試 |
東北大学 工学部 機械知能・航空工学科 |
にAO入試で現役合格 |
先生方が勧めてくださるものを 素直に取り入れることが合格のコツ 早坂さん 平成23年3月卒 東仙台小出身 ■英語に親しむ機会が多くあり英語力がアップ ■入試の英文にも余裕で対応できました 私は、東北大学工学部機械知能・航空工学科にAO入試で合格いたしました。この『合格体験記』では、私が受験で成功した要因と思われるものを紹介します。 一つは、東北大学で開かれている高校生向けの講座に参加したことです。これによって、私の東北大学への志望の強さをアピールすることができたと思います。この講座への参加を勧めてくださったのは、秀光の先生です。今ではその先生に深く感謝しています。先生方が勧めてくださるものを素直に取り入れるということは、合格へ近づくためのコツだと思います。 二つ目は、評定平均値です。私は学校のテストを手を抜かずに努力してきました。そのおかげで、私は高めの評定を得ることができました。評定平均値が低いと、大学によっては出願さえできない場合があります。受験の選択肢を広げるためにも、学校の成績は重要です。受験勉強は大変ですが、学校の授業が疎かにならないよう努力することも大切だと私は思います。 三つ目は、英語の能力です。秀光は英語の教育に力を入れており、ユーロスクールでのホームステイやALTによる授業など英語に親しむ機会が多くあります。私が受けたAO入試には小論文試験があり、その中に英文を読んで自分の意見を書く問題がありました。この問題に余裕を持って答えることができたのは、秀光での英語の勉強のおかげだと思っています。英語は大学でも重要になってくると聞いているので、受験勉強としてだけではなく、早めに勉強しておくべきだと私は思います。 ■大きな夢が原動力となります ■面接では強い思いをアピールしましょう そして、最も重要なのは「この大学で学びたい」という強い思いです。私は高校3年生の夏休みまで志望学部を一つに絞ることができず、先生方に心配されることも多くありました。しかし、進路を決めてからは志望する大学・学部について詳しく調べ、将来やりたい研究に関する本を読み、専門的な知識を少しずつ増やしていきました。AO入試の面接試験では、主に大学でやりたい研究について聞かれたので、その研究に対する思いの強さをアピールすることができました。 これから受験生になる方には、大きな夢を持ってほしいと思います。受験勉強に疲れてしまったときは、志望大学のホームページを見るなどして、モチベーションを高めるといいです。大学のオープンキャンパスには、是非行ってください。その夢が原動力となって、また明日も頑張れるはずです。みなさんの夢が叶うことを、心から願っています。 |
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東北大学 農学部 |
に公募制推薦で現役合格 |
6年間という長い生活の中で 努力を積み重ねてきた成果です 川岸さん 平成23年3月卒 黒松小出身 ■推薦入試はただ勉強するだけではなく ■先生方のご協力も必要です 私は東北大学農学部に推薦入試で合格しました。秀光の先輩方の中に、東北大学農学部を推薦入試で合格された方はいなく、受験した前例が少なかったので、受験すると決めたときは不安ばかりが脳裏に浮かびました。しかし、推薦入試に向けて小論文の練習やレポートの作成を日々特訓していくにつれ、自信がつくようになり、受験当日にも自信を持って行くことができました。 推薦入試に向けて自信をつけるために必要なことは、人一倍の努力だと思います。推薦入試は一般入試とは異なる形式のため、ただ勉強するだけでは対策にはなりません。私の場合、小論文と面接が必要だったため、学校の特講で小論文を受講し、面接は先生方にご協力していただき、何度か練習を重ねました。それ以外にも秀光での6年間という長い学校生活の中で努力を積み重ねていたことが合格に繋がったのだと思います。私は前期課程の頃から勉強に励み、評定平均値を落とすことのないようにし、部活動や生徒会活動にも積極的に積極的に取り組みました。 ■オープンキャンパスで得た資料は ■レポートにまとめておく 学校外のイベントに参加したり、大学の公開講座やオープンキャンパスに出向くことも大切です。自分が興味を持っている学部や大学関連の講座に参加することで、自分がどの大学で何を学びたいのかを深める良い機会にもなりますし、自分のモチベーションを上げることもできます。参加した後は得た資料や経験をそのままにしておかずに、レポートにまとめることをおすすめします。レポートを作成することによって、講座内容を振り返って自分がどう考えたのか、何か疑問に思う点があったのかなどを整理することができます。自分で作成したレポートは、推薦入試の際に自己PRの材料として最適だと思うので、自分にとってとても意義のある資料になり得ます。 私は秀光の先生方や両親、祖父母が支えてくれたおかげで合格を手にすることができたのだと実感しています。本当にありがとうございました。 |
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岩手大学 人文社会科学部 国際文化課程 |
に公募制推薦で現役合格 |
秀光での6年間を通して 継続する力が身につきました 齋藤さん 平成23年3月卒 沼部小出身 ■始業前の約一時間は ■図書室での自習を継続 志望大学合格を機に秀光での6年間を振り返ると、大学受験で必要となる力を身に付け、自分の強みとなるものを養うことが出来た素晴らしい学校生活だったと思います。 それは継続する力です。私は毎朝始業前の1時間弱を図書室での自習に当てていました。休まず続けたことで自信にも繋がりました。受験では辛くてもやらなくてはならない事が沢山あります。そんな時に地道な努力を続けられたことは大きかったと思っています。また、学校を休まず、授業を中心とした学習により、ぶれのない生活を送ってきたことは良かったと思っています。予備校に通うか迷った時期もありましたが、学校と両立できなくなったら元も子もないので、学校を軸として学ぶ事を決めました。学校では各教科のサポートはもちろん、面接の練習から小論文指導まで全て行っていただき、とても助かりました。疑問は残さず早いうちに解決することは大切です。そして自分の文章の書き方や話し方、問題を解く時の癖を知っておくことも重要です。 ■授業を中心とした学習と ■皆勤を続けたことが強みに… 私は秀光入学当初から推薦入試での受験を考えていたわけではありません。考え始めたのは5年生の頃です。部活等の特別活動はあまりしていなかったのですが、秀光での授業を中心とした学習や皆勤を続けたことは強みになったと思っています。当たり前のことを当たり前にこなす事が大切です。私は学科試験よりも小論文や面接の方が得意だったので、自分に合ったものが受験科目だったことも結果に繋がったと思います。また、6年間に多くの本を読んだことは受験にも役立ちましたし、これからの生活でも活かされていくと思います。受験勉強で忙しくても、月に一冊ずつでも読むことをお勧めします。 志望校決定の際にはその大学で自分の学びたい事が学べるかをしっかり調べる事が大切です。普段の生活では大きな事でも小さな事でもやって無駄になる事はないのでいろいろな事に挑戦すべきです。そして巡ってきたチャンスは逃してはいけません。同じチャンスが2度やってくるとは限らないので、チャンスを見定め、それをつかむ事も重要です。 受験は辛いものです。知力はもちろん、体力と気力も必要です。この辛く苦しい時期を乗り越える事は決して簡単なことではありません。しかしそのときに努力した記憶は必ずその後の糧になるので、精一杯励んでほしいです。 |
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山形大学 人文学部 人間文化学科 |
に公募制推薦で現役合格 |
先生方は休日まで利用して 丁寧にご指導くださいました ?橋さん 平成23年3月卒 村田第一小出身 ■ユーロスクールで訪れた ■アイルランドに関心を持ちました 私が山形大学を志望したきっかけは、5年次の夏期休業中に参加したオープンキャンパスです。その後、第一志望が二転三転しましたが、最終的にオープンキャンパスで受講した模擬講義や現地で感じた大学の良い雰囲気が忘れられず、翌年の夏に山形大学を公募制推薦で受験することに決めました。 志望理由書を書くことにも苦戦を強いられましたが、それ以上に「面接時に大学で扱う分野のことについて自由にテーマを選び、それについて5分程度のプレゼンをする」という試験への準備に追われました。 私は3年次にユーロスクールで訪れたアイルランドの事柄に関心があり、その中でも特に興味が深かった『アイルランド文化の特色とその影響—ケルト文化とキリスト教の融合を中心として—』というテーマについてまとめました。ただ原稿を用意すれば良いのではなく、面接官の方々に提示する資料の作成と、口頭で何を聞かれても答えられるだけの知識を身に付けておくことが必要だったので、先生方には何度も原稿や資料の添削と面接の練習をお願いしました。 ■自分のやってきたことを ■出し切るつもりで試験に挑戦 私は今回、公募制推薦に合格できる可能性が極端に低いということは十分に自覚していました。そのため本番当日は「合格は考えずに今までやってきたことを出し切ろう。今の自分にできる精一杯をやれるだけやってこよう」という気持ちで、思ったほど緊張せずに面接に臨むことができました。予想外の質問もされましたが、とにかく自分の知識と記憶の引き出しの中から出せるだけの情報を使ってそれに答えたつもりです。納得のいく受け答えができたので、不合格だったとしても悔いはありませんでした。 インターネット上の合格発表に自分の受験番号を見つけた時には、感極まって思わず泣いてしまいました。対策時間があまり取れなかったところを平日だけでなく休日までもを使って丁寧なご指導をしてくださった先生方、どんな折にも私を支えてくれた家族、友人たちには感謝してもしきれません。これからは今まで以上に深い探究心を持ち、大学側が求める人物像に少しでも近付けるように努力していきたいです。 |
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上智大学 外国語学部 フランス語学科 |
に公募制推薦で現役合格 |
ユーロスクールや京都研修などで 教科書を超えた知識を得ました 内海さん 平成23年3月卒 多賀城東小出身 ■世界に目を向けた ■さまざまな経験をしました 私は発展途上国でのフランス語教育を通して、現地の若者の夢や希望を叶える力になりたいと考えています。このように志した契機は、世界に目を向けた、秀光での様々な経験にあります。特に国際協力団体『フリー・ザ・チルドレン』創立者であるクレイグ氏による発展途上国についての講演は、私にとって非常に貴重な機会となりました。そこで、途上国の発展に携わっていきたいという夢に近づける大学として、語学などの学問が充実しているうえに、ボランティア活動も盛んな上智大学を志望しました。 秀光では、1年生から6年生まで、ユーロスクールや京都研修なの体験を通して勉学における知識だけではなく、教科書を超えた知識を得ることができました。私はそれをただ「楽しかった」と終わらせてしまうのではなく、興味・関心を持ったことや気になったことについて、よく文献を参考にして自分なりにまとめるようにしていました。そうすることで、より記憶に残り、より多くのものを私の中に取り込むことができたと思います。 ■自分の能力を引き出してくれるものが ■学校生活の中に多くあります また、普段の学校の授業には少しでも多くのことを学ぼうとする姿勢で臨みました。このような少しずつの積み重ねによって考えが深まったり視野も広がったりして、推薦入試科目の小論文では私なりの意見や考えが書けたと思います。 秀光での6年間は、私の将来を大きく変えてくれました。研修だけでなく、毎日の学校生活の中にも自分の能力や才能を引き出してくれるものが秀光にはとても多くあります。秀光生にはそれを素通りしてしまうのではなく、できるだけ多くのものを吸収し、自分自身の将来の糧にしてほしいです。 |
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立教大学 社会学部 現代文化学科 |
に指定校推薦で現役合格 |
秀光には色々なことに チャレンジする機会が山ほどあります 渡邉さん 平成23年3月卒 石巻小出身 ■アメリカ人の留学生に ■刺激を受けました 私は、大学で国際文化や多文化について深く学びたいと思っています。そのきっかけとなったのが秀光6年間での国際交流でした。元々、小学生の時から国際交流プログラムに参加し、ドイツに1ヶ月間研修に行ったりしており、異国に対してとても強い関心を抱いておりました。秀光では、前期課程でのユーロスクールがあり、また学年に留学生が来たりと常に国際交流をしていました。後期課程になるとさらに、異国を知りたいと思い、4年生の時にカナダへ留学をしました。 私がカナダで留学していた学校は、小さい島にも関わらず、さまざまな国から約150人の留学生が在学していました。留学中は毎日が新しい発見ばかりでしたが、最も興味を持ったのが「国際文化」と「多文化」でした。ESLの授業では、英語で自国の文化や問題を発表し、皆で討論し合いました。そこでは、自分の知らない文化だったり、日本のニュースには取り上げられていない問題を知ることが出来ました。私が最も印象に残っているのは、多様な文化が混合している多文化の中にいる自分達を打ち出して行くことの重要さでした。そのことはさまざまな文化を持っているアメリカの留学生が教えてくれました。 ■広い視野で他国にも ■目を向けることが大事 私はこれらの経験を通じて、自分が本当に関心のあることを発見しました。将来は、日本と諸外国を結ぶような国際的な仕事をしたいと考えるようになりました。立教大学の社会学部現代文化学科は、その夢を叶えられる私にとって最も適した大学でしたが、指定校推薦で合格することができました。 秀光は、他の学校では体験できない経験がたくさんでき、いろんなことにチャレンジする機会が山ほどあります。その経験を生かし、広い視野で自国だけではなく異国にも目を向けることが大事だと思います。 |
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北里大学 獣医学部 動物資源科学科 |
に公募制推薦で現役合格 |
前期は野球部、後期はオーケストラ部 部活で学んだことは今後も役立つでしょう 二階堂さん 平成23年3月卒 連坊小路小出身 ■8,000字自由研究論文を通して ■動物への関心がさらに高まりました 私は北里大学獣医学部動物資源科学科に公募制推薦で合格しました。 私がこの学部を選んだ理由は、幼い頃から動物が好きだったことにありました。家でも犬を飼っていて、兄弟のように接していましたが、病気によってその犬は死んでしまいました。その時に初めて私は将来、動物に携わる仕事に就きたいと考えるようになったのです。 その時から私は、少しでも動物に関する知識を増やすために本やインターネット、動物に関わる仕事をしている人から話を聞くなどをしました。8,000字自由研究論文でも動物の疾患とその予防法について調べ、さらに動物に興味を持つことが出来ました。 また、私は前期課程は野球部、後期課程はオーケストラ部に所属していました。野球部では一勝を勝ち取るため、オーケストラ部ではひとつの曲を完成させるために部員全員で努力しました。このおかげで自分を成長させることが出来たし、大学へ進学した後も部活で得たことは役に立つだろうと思っています。 ■部活や学校行事など ■アピールできるものがあれば推薦入試も視野に… このように私は学校生活において、部活を頑張ったり、学校行事も積極的に参加し、将来の夢のために知識をつけたりと努力してきました。この努力をアピールしたいと思い、推薦入学を考えるようになりました。もし、部活や学校行事などのことでアピールできるものがある人は、AO入試や推薦入試を考えても良いのではないかと思います。 小論文対策はゼミに参加し、面接は先生と実際に練習をしました。最初はどちらも先生に注意されてばかりで、あまりにも出来ない自分が嫌になったこともありました。しかし、先生方の丁寧なご指導のおかげで受験では、自分の力を精一杯出すことが出来ました。 私が合格出来たのは、先生方や友人、そして応援してくれた家族のおかげだと思っています。自分一人ではきっと何も出来ませんでした。何事にも周りのサポートがなければ物事は進みません。これから受験に臨む人も、まだ期間のある人も、普段から自分が支えられていることに感謝しながら日々を過ごしてほしいと思います。 |
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実践女子大学 生活科学部 食生活科学科 |
にAO入試で現役合格 |
自分でも驚くほど夢中になった 活動内容を面接でアピール 齋藤さん 平成23年3月卒 多賀城八幡小出身 ■ユーロスクールにジョイントコンサート… ■秀光での経験は一生の宝物です 秀光での数々の貴重な経験は私の一生の宝物になりました。その中でも特に、ユーロスクールやNYSEとのジョイントコンサートは印象深く、秀光でしかできないような素晴らしい経験や出会いをすることができました。また、1年生から5年生までオーケストラ部に所属し、自分でも驚く程、夢中になって活動してこれたと感じています。部活動を通じて集団で一つのものを創りあげることの難しさとその困難を乗り越えた先にある達成感や楽しさなどを知り、技術面だけでなく精神面においても成長することができました。 私はAO入試にあたり、6年間のこうした経験で学んだことをアピールしました。しかし、入試前のエントリーシートの作成や面接の練習では思っていた以上に苦戦しました。明確な志望動機や自己アピールしたいことは決まっているのに、それを相手に上手く伝えることができなかったのです。 その状態から脱するアドバイスをしてくださったのは、先生方でした。エントリーシートを何度も添削していただき、言葉の言い回しなども教えていただきました。また、面接指導では、基本的な立ち振る舞いをはじめ、実際に模擬面接をしていただいたことで、自分の思いを上手く伝えるトレーニングができました。 ■入試前日に先生からいただいた ■データに助けられました AO入試を通じて、やっておいて良かったと思うことは、オープンキャンパスに参加したことと、学校の小論文講座を受けていたことです。オープンキャンパスに何度か参加したことで、大学の雰囲気に慣れ、入試当日は緊張しすぎるということがありませんでした。 逆に反省すべき点は、情報収集を少し先生任せにしてしまったことと、過去の入試データをもっとよく見直すべきだったということです。今年度は、昨年度とほぼ同じような問題が出題され、入試前日に先生からいただいた過去の入試データに助けられました。その時は、過去のデータの大事さを痛感しました。 私がAO入試で合格できたのは、他ならぬ周りの人々の支えがあったからです。入試までの準備において、懇切なご指導をしてくださった先生方、応援し励ましてくれた友人や後輩、そして、首都圏の大学に進学したいという私の希望を受け入れてくれた両親に改めて感謝します。 本当にありがとうございました。 |
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上野学園大学 音楽学部 音楽学科 |
にAO入試で現役合格 |
「どの大学にいくか」よりも 「どの分野の大学にいくか」が先決 菅野さん 平成23年3月卒 金ヶ瀬小出身 ■5歳の時から始めたヴァイオリンを ■秀光のオーケストラ部でも続けました “音楽”というものは、実に奥が深いと思います。単なる音の羅列であっても、人の感性によって、それは立派な旋律(メロディー)となるのです。一本の線の波形で表せるようなとある周波数の音であっても、また、工事現場に鳴り響く重機の轟音であっても、更に言えば、耳障りでしかないような雑音(ノイズ)であっても、それらは一様に“音”であり、作曲者(composer)や聴衆者(audience)次第で、十分に“音楽”になりうる要素なのです。 私が音楽を志したのは、ヴァイオリンを始めた5歳の時でした。“音楽”には、音の羅列を曲に変える作曲者(composer)と、その曲を聴く聴衆者(audience)、その両者を“演奏”という手法を用いて繋ぐ演奏者(player)の3つの役割があります。私が初めに目指したのは演奏者(player)でした。「プロの演奏家を育成する」という理念のもと発足した『えずこヴァイオリンアカデミー』に、発足当初より所属していましたが、秀光への入学が決まり、活動が続けられなくなってしまいました。それでも、秀光でヴァイオリン自体はオーケストラ部で続けることができたので良かったです。 ■早期からの情報収集も ■受験対策の一つです 6年目が近づいた頃、音楽に対する興味は俄然増していき、音楽大学に進学しようと思うようになりました。 「どの大学に行くか」この問いへの答えを急ぐ必要はないと思います。ただ、「どういった分野の大学へ行くか」という問いは、なるべく早期に解答を出してしまった方が良いです。これは、私も身に染みて感じました。 早めに答えを出せば、自分が目指している分野は、一体どういう分野なのか、また、その分野の大学はどういった入試形態なのか、といったようなことを事細かに調べ上げることが可能です。情報が集まれば集まる程、勉強やスケジュールの段取りが楽になるうえに、その分野について詳しくなり、面接への対策も有利になります。 ただし、実際に入学しようとする大学はよく吟味すべきです。受験方法だけを考えれば、入学後後悔するかも知れませんし、高望みし過ぎれば、合格への道のりが厳しいものになるでしょう。本当に自分のやりたいことができる大学を目指すことにより、道は自ずと開けてくると思います。 |
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愛知医科大学 医学部 医学科 |
に公募制推薦で現役合格 |
毎日、少しずつ成長しようと 心がけて生活していました 星さん 平成23年3月卒 古川第四小出身 ■日々の出来事を記録するのは ■のちに自信にもつながります 今回、愛知医科大学医学部を公募制推薦により無事、合格することができました。今振り返ってみると、今回の受験を乗り越えることができたのは、毎日、少しずつ成長していこうと常に心がけていたことの成果のような気がします。そのおかげで、試験当日でも自分を信じ、実力以上の成果を残せたのだと思います。 私は、毎日を充実して過ごすためには、日記をつけること、授業をしっかりと聞くこと、そして、本を読むことが大切だと考えています。まず、日記をつけることの利点について説明します。人は、ある一日の内にどんなに印象深いことを経験しても、数ヶ月もたてばその日のことを鮮明に思い出すのが難しくなり、最終的にはほとんど忘れ去られてしまうことがあります。このように毎日の記憶を野放しにしておくと、後に昔のことを振り返った時、まるで何もしていなかったかのように錯覚してしまいます。しかし、日々の出来事を記録することによって、美しい思い出をいつでも引き出すことが可能になるだけでなく、日々積み重ねてきた努力を実感できるようになります。自分の成長を実感できれば、自分に大きな自信を持つことができます。 ■授業に集中しないのは ■非常にもったいないことです 次に、授業はしっかりと受けるべきです。1日の大半は学校での授業に費やされているので、漫然と授業を聞いているのは非常にもったいないです。秀光の先生方は教科面はもちろん、それ以外の面でも多くの知識がとても豊富です。先生の話に耳をすませ、一つでも多くのことを自分の糧にしようとすれば、授業から得るものはとても多くあるはずです。 最後に、読書の重要性について触れておきます。これは今さら言うまでもないのですが、本には先人たちの一生分の経験がつまっています。色々な本を読んで何通りもの生き方や人生についての考え方を知れば、毎日を充実したものとして過ごしていけるはずです。 以上、述べたことの三つのことは、全て私が実際に試してみて、相当の成果を得ることのできたものです。これらは直接勉強と結びつくことは少ないと思いますが、これらを実施して学校での生活に余裕が持てるようになれば、受験勉強にも価値を見出し、楽しんで学ぶことができるようになるでしょう。 以上かけ足で述べたのが、私の受験体験です。皆さんが自分の目標を達成するために日々精進していくことを、お祈りします。 |
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立命館大学 理工学部 機械システム系マイクロ機械システム工学科 |
に提携校推薦で現役合格 |
大学選びは一生にかかわること 妥協せずゆっくり考えましょう 岩本さん 平成23年3月卒 聖ウルスラ英智小出身 ■大学案内には最小限の記載 ■自分で大学に行って様子を確認 私は高大連携特別推薦入試で立命館大学理工学部機械システム系マイクロ機械システム工学科に合格しました。 私が進路を決定したのは高校2年生の冬でした。周りに比べるとかなり遅いほうですが、大学選びは自分がこれから一生関わっていくことの選択でもあるので、妥協せず、ゆっくりと考えていくことはとても重要だと思います。 立命館大学を選んだのは、医療機器の開発に携わりたいと考えていて、医療機器の研究が盛んで研究設備が充実し世間でも知られている教授のいる立命館大学は、まさに最適な学習環境であることが最大の理由でした。大学や学部によっては、機械工学と言ってもロボットや半導体分野だけで医療機器の研究がない大学もあるので、大学を選ぶ時にはその点にも注意しました。また、大学案内などには、大学側が伝えたい最低限の情報しか載っていないので、自分自身で大学へ行き、研究案内や学生生活の様子を確認することは、進路を決める上で非常に重要です。 また、立命館大学は仙台育英と提携校であり、高校1年時から理系生徒を対象としてウェブライブ講義を行っています。内容は理系全般だ。他の大学を目指している後輩も、理系としてこれから学ぶ上で大切なことを学ぶことができるので、ぜひウェブライブ講義を受講することを薦めたいです。 ■『自分が何をしたいのか』を ■胸を張って答えられるように… また、私は桜美林大学と関西大学で行われたサイエンスキャンプにも参加しました。サイエンスキャンプでは教授から直接話を聞くことができたり、同年代の新しい仲間と出会うことで自分に足りないものを考えることができ大変貴重な経験となりました。他にも、『サイエンスカフェ』『科学者の卵 養成講座』(共に東北大学主催)、「一日医師体験」など多くを経験するチャンスはたくさんあります。これらは進路や大学を選ぶ際に大変役に立つので、とにかく様々な事にチャレンジすべきだと思います。 最後に、進路を決めている人は「それに向かって何をすべきか」、まだ決めていない人は軽い気持ちで妥協するのではなく、「自分が何をしたいのか」という問いに胸を張って答えられるよう、ゆっくりと時間をかけて考えると良いと思います。 |
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関西大学 経済学部 経済学科 |
にAO入試で現役合格 |
関西に興味を持ったのは 京都研修がきっかけです 榊田さん 平成23年3月卒 中里小出身 ■一般入試を考えていたので ■AO入試の準備が遅れてしまい… 私が関西大学への進学をめざしたのは、4年次にあった学校行事の京都研修がきっかけでした。京都大学や立命館大学、同志社大学での大学見学は、私が関西の雰囲気を好きになれた最高の行事でした。その後、立命館大学や同志社大学と同じ関西有名私大である関西大学のオープンキャンパスへ自主的に参加し、校舎や学生の雰囲気が明るく、「ぜひこの大学へ進学したい」と関西大学への志望を決めました。 志望大学を決める際、名前や評判も気になるところですが、実際にオープンキャンパスや大学主催の説明会に意欲的に参加して、大学の雰囲気に直に触れることが重要だと思いました。 私は6年の春まで、一般入試での受験を志望していました。そのため、推薦入試をずっと前から志望していた人達よりも入試で重要視される資格であったり、部活動での活躍であったり、という部分の準備が全く出来ていませんでした。ゆえに、AO入試での受験を決意してからは、推薦入試で扱われる面接や小論文などの基本的な勉強をするところから始めることとなりました。 ■先生方は受験のプロ ■質問すればすぐに解決 夏休みは学校へ登校し、社会科の先生に受験課題の指導をしていただいたり、数学の教科担当の先生に面接練習と指導をしていただいたりと、学校の先生方にたくさんのサポートをしていただきました。先生方は受験のプロなので、何かあったとき先生方に聞けばすぐに解決していただけました。 私が入試で特に重要だと思うことは、自分の身の回りの物事に多くの関心を向け、様々な面での知識を蓄えることだと思います。そうすれば、面接で想定外の質問をされても、しっかり対応できるはずです。 何事も遅すぎたから駄目だ、無駄だなんてことはないということを受験のおかげで学ぶことが出来ました。これを生かして、これから大学でも様々なことに挑戦し、頑張っていきたいと思います。 |
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岩手医科大学 医学部 医学科 |
に公募制推薦で現役合格 |
一番重要なのは 早くから受験勉強を始めること 米谷さん 平成23年3月卒 涌谷第二小出身 ■学校では授業に集中 ■家では受験勉強 私は公募制推薦で岩手医科大学医学部に合格しました。秀光に入学してから6年間通して目標にしてきた大学に合格することができ、最高にうれしく、ご指導くださった先生方には感謝しています。 振り返ってみて一番重要だったことは、受験勉強を早い段階から始めたことだと思います。目標の大学や学部を早く決めることで受験勉強も早く始められる…つまり、勉強し、定着させるまでの時間が十分に確保できるということです。 勉強に関しては、私は学校では授業のみに集中し、家では受験勉強に徹するというスタイルをとりました。医学部を目標に、理系大学受験で最低限必須と言われるスタンダードな問題集を用意し、それをひたすら反復しました。これは高校の教科書を使い始める3年生の時期から始めました。 勉強が思うように進まないと感じた時は、問題集を最初から出来るだけ早く1冊通してやり直すようにしました。授業が進んでいるにもかかわらず、家での勉強を振り出しに戻すのは勇気が必要でしたが、受験日までにやり通せば合格できると信じ、迷ったり悩んだりしましたが「迷っても止まらない」ように努力しました。 ■難しすぎる問題集には ■手を出さないことです またそのほかに、私は6年生の夏休みには理系教科の強化週間を設けました。具体的には、理科2教科の参考書1冊をそれぞれ2日で終わらせました。かなり厳しいですが、これをやり切れれば自信と実力がつきます。 受験勉強をするにあたって注意しなければならないのは、「難関校、医学部受験には必須」等と言われる問題集でも、「難しすぎる」と感じたら手を出さないことです。自分に必要な力が付きませんし、自信を無くしかねません。 後輩のみなさん、自分を信じて目標に向かって最後までがんばってください。 |
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東北福祉大学 総合福祉学部 社会福祉学科 |
に公募制推薦で現役合格 |
練習でご指導いただいた通りに 面接も小論文も対応できました 小坂さん 平成23年3月卒 台原小学校出身 ■受けられる入試方式は ■何でも挑戦しようと思いました 私は、大学受験を意識し始めた時から「東北福祉大学へ入学したい」と考えていました。東北福祉大学は、福祉や保育の仕事を志す上で必要である実習を行うための施設が充実している点や、他の大学に比べ、より多く福祉の知識を得ることができる点で優れていると感じ、「この大学に入りたい」と強く思いました。 また、東北福祉大学には、私が志している保育士という職業の資格を取得できる学科が2つあったため、AO入試は片方の学科に重点をおき、公募制推薦では併願受験するなど、自分が受けることが可能な入試には、何にでも挑戦するよう心掛けました。 AO入試にも公募制推薦にも面接があるため数人の先生方に協力していただき、できるだけ多く練習し、様々な質問に答えられるようにしました。その際、目線や声の大きさなどの細かい所まで指摘していただいたおかげで本当の入試の時も指摘されたことを意識しながら対応することができました。質問内容は高校生活・志望理由・理想の大学生活など、大きく分類して質問されそうなことを書き出して対策しました。また、公募制推薦で重要な小論文は、現代文の先生に週1回、添削していただき対策しました。最初は小論文の構造やルールすらあいまいでしたが、添削していただいた前回の小論文を参考にしながら少しずつ形を整えていき、字数・時間などの制限も守れるようになりました。 ■オープンキャンパスでは ■毎回、個別相談をして面接対策に 入試本番の際は、テーマの意味があまり理解できず最初は戸惑いましたが、何とか書ききることができました。小論文のルールなどをきちんと守ることができたのが合格に繋がったと思います。 しかし、面接も小論文ももちろん重要ですが、私が最も重要だと考えるのは、どのくらいその大学に入りたいか、またどの程度その大学について知っているか、ということだと思います。私は東北福祉大学を志すようになってから、東北福祉大学を受験する他のどの受験生よりもこの大学について詳しくなりたい、と思い、オープンキャンパスや東北福祉大学が参加した大学説明会にできるだけ参加し、毎回1つは個別相談で質問することを考えて参加するように心掛けました。そのおかげで面接でも大学についての質問に対してもきちんと答えることができたので、たくさん参加してよかったです。 このように自分で大学の情報を集め、先生方に協力していただき小論文・面接の対策を行うことで、大学に合格することができました。 |
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