今年で7年目を迎えるニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル(以下NYSE)とのジョイント・コンサート。当日は、秀光中等教育学校と仙台育英学園高等学校の生徒たち、加えて保護者の方々、先生方、その他大勢の観客で会場が埋めつくされました。
■曲の合間に会話を交わしたり、
顔を見合わせたり…
NYSEと秀光3・4年生混声合唱団とのジョイントには、合唱好きの保護者有志のみなさんも参加。NYSEの美しいハーモニーに包み込まれたやさしい歌声で、会場には静かな空気が流れました。
秀光オーケストラは今年はホルストの「木星」に挑戦。とても難しい曲で相当苦労したようですが、本番は迫力ある演奏を披露。曲のクライマックスもビシッと決まり、観客から大きな拍手を浴びました。ステージ上では、曲の合間に軽く会話を交わしたり、顔を見合わせたりと秀光生とNYSEのメンバーはすっかり打ち解けた様子でした。
■「ハリー・ポッター」の映画で
おなじみのあの曲も
アンコールは、「ハリー・ポッター」の映画で使われたテーマ曲。なじみのある曲の本格的な演奏に会場は盛り上がりました。演奏が終わるとステージ上でNYSEのメンバーと握手を交わす生徒もいたりと、生徒たちにとっても大満足のジョイントコンサートだったようです。
*ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル
ニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルは、メトロポリタン・オペラ・オーケストラのメンバーをはじめ、米国ニューヨークを中心に第一線で活躍している演奏家で構成され、指揮者の高原守氏が率いています。秀光中等教育学校とのジョイント・コンサートは、NYSEの「世界中の若き演奏家を育てる」というユニークな活動の一環として1998年から行われています。
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