2004 TOPICS 7月14日(水) 進路講話
 

講師に高橋道長氏(みやぎ県南中核病院・外科部長)をお招きして…
人生はChallenging!!
何事も最後まで挑戦し続けよう 。

 
★進路講話
日時/平成16年7月14日(水)
場所/仙台育英学園多賀城校舎 中講義室
講師/高橋道長氏(みやぎ県南中核病院)
演題/「人生はchallenging」
 

■生徒たちも大好きな
 サッカーのお話を軸に…。


 「今日は少しくだけた話をしたいと思います」との言葉から今回の進路講話は始まりました。講師は現在みやぎ県南中核病院で外科部長として診療されている高橋道長先生。高校・大学時代から現在に至るまで継続して打ち込んでいる「サッカー」のお話を軸に、医学部をめざした動機、研修時代・医局での生活、アメリカ・アリゾナ州での2年間の留学時代に出会った自然の雄大さについてなど写 真を交えながら、大変興味深いお話をしてくださいました。


■サッカーの勝敗は劇的に決まる。
 受験もそれと同じ!


 高橋先生は、ご自身の経験から「サッカーの勝敗は劇的に決まります。どのチームが勝つのか最後までわかりません。受験にも同じことが言えます。最後まであきらめないでやり続けることが大切です」とのアドバイスが。加えて「人生はチャレンジングです。何事にも挑戦して経験を積み重ねていってください」と締めくくられました。



■「どのような環境の病院が
 理想的だと思われますか…? 」


 高橋先生への質問は、医学部をめざす6年生数名から次々に飛び出しました。「さまざまな病院で勤務されてきた中で、どのような環境が医療を行うのに最適だと思われましたか」という質問には「現在勤務している病院は規模は大きくありませんが医療にかかわるスタッフ一人ひとりが患者さんとコミュニケーションしやすい環境です。職員の顔が見える今の病院は理想に近い環境だと思っています」という回答が。最後に生徒を代表して、5年生の米谷さんが「貴重なお話を聴くことができ幸運に思います。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べました。

 
進路講話に出席した生徒から
   

秀光4年
斉藤くん
岩手県 一関市立南小出身

趣味と両立させるためにも
毎日の勉強をコツコツやらねば!


 「遊び」を大切にされている高橋先生のお話は面白くて一気に引き込まれていきました。先生がサッカーに熱中していても現役で東北大の医学部に入ることができたのは、日ごろの勉強の積み重ねがあってこそ。僕も模型工作部での活動やサッカー、野球など好きなことをしていますが、いよいよ本格的に大学受験に取り組むときがきたな、と気合いが入りました。

   

秀光5年
佐藤くん
塩竈市立塩竈第二小出身

先生のように一生打ち込める
“何か”を探そうと思います


 高橋先生がアリゾナでの研修時代に撮影した数々の風景写真はどれもダイナミックで、目に焼き付いています。一番印象的だったお話は、高橋先生が高校時代にサッカーに打ち込んでいて、それが今でも続いているということ。医師として忙しい日々を送っている現在も続けているなんてかっこいい! 僕も高橋先生のような医師をめざしてがんばります。そして生涯を通 して打ち込めるような趣味もこれから見つけたいと思います。

   

秀光6年
菅原くん
仙台市立虹の丘小出身

受験へ向けての数カ月を
乗り切る意欲がわきました


 医学部志望です。医師という職業を調べれば調べるほど大変な仕事だということがわかり、不安もありました。ですが高橋先生は、医者になりたての頃は寝る暇もなく大変だったけれど、そんな中でも趣味を持つことで両立して、楽しく毎日を過ごされているとのこと。忙しい中でも楽しみは見いだせるとわかり、医者になりたいという気持ちがより一層大きくなって意欲がわいています。