弁論大会(県大会)を終えて
 
■最優秀賞
3年生 石垣さん(宮教大附属小出身)
「大勢の人に自分の気持ちを
伝えられることは幸せ」、
ステージ上で改めて感じました



 昨年の今頃は、今年もこの英語弁論大会に出ているとは思ってもみなかったと思います。昨年は、県大会3位で中央大会に行けなかったことが唯一の悔いでした。その後悔をいつまでもズルズルと引きずり、今年の夏、そのこともふまえて、再びこの大会に出場しました。昨年も同じ大会に出場したため、どこをどうしたらいいのか、また、気を付ける点など、心に留めて毎回発表しました。もちろん、緊張は今までにない位でしたし、「どうしよう…」と自分自身に自信をなくしそうな時も、数えきれない程沢山ありました。しかし、一人で大会に立ち向かっているのではない、と思い、いつもリラックスを心がけていました。
 私には、一緒に出場する友達がいて、毎朝笑顔で元気に応援してくれた家族がいて、私をレベルアップさせるために毎日指導してくださった先生、そして、陰ながら応援し、一緒に喜んでくださった担任の先生、沢山の人が私を支えてくれたことに凄く感謝しています。
 でも、一番感謝したいのは、自分のことではないのにも関わらず、私が優勝したことを、とても喜んでくれた彼らの温かい心です。本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 私は県大会の発表した姿が今まででベストだったと思います。私は、最後だったので沢山の発表者を聞くことができたのですが、やはり、県大会は、勝ち抜いてきた人達が集まってきたので、レベルが高かったのが印象的でした。そこで、他校の弁論者から1つ大事なことを学びました。それは、“笑顔”ということでした。
 彼女のスピーチを聞いた瞬間、ピーンときました。そこで、私は今までにない位、笑顔のフレーズと訴えるフレーズを区別してハッキリさせました。
 ステージに立った時、私はなぜかとても幸せでした。「こんなにも沢山の人に私の気持ちを伝えることができるんだ」とその時思いました。
 今回の県大会で優勝できたこと、今でも信じられない気持ちでいっぱいです。
 
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