■EUの成り立ちからEUの未来まで、
講師の母国、ドイツの話題も
今回の進路講話のテーマは欧州連合(EU)について。講師のドイツ大使館一等書記官・経済部次長のヨアン・パイザット氏は「EUの目的は平和と繁栄を守ること」を話の柱に、日本語で生徒にもわかりやすく話されました。現在27カ国が加盟しているEU統合の歴史から始まり、通貨(ユーロ)のこと、EUの開発援助や地球温暖化対策、EUの将来について、そしてドイツの歴史や文化のこと…。生徒からも数々の質問が飛び出し、3年生時にユーロスクールでヨーロッパを研修した4、5年生にとっては馴染みやすく、まだヨーロッパを経験していない生徒にとっては興味深い講話となりました。
■コミュニケーションのために
外国語はとても大切です
最後にパイザット氏は「コミュニケーションのために外国語は本当に大切です。一番大事なのは“話すこと”です。ヨーロッパに行ったときには、できるだけたくさんの人と話してたくさん勉強してください」 とのメッセージを生徒たちに贈られました。
進路講話の締めくくりに生徒代表から感謝の言葉が。「以前からドイツ語の勉強をしてみたいと思っていたので、今日のお話を大変興味深く聞かせていただきました。私は音楽が好きでとりわけドイツの作曲家の音楽をはよく聴きます。今日のお話を聞いてその文化の背景が少しだけわかったような気がしました。ダンケシェーン!
」と語りました。
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