Shukoh Topics 2009  
 
 
 8月27日、多賀城校舎中講義室を会場に、秀光1、2年生の校内英語暗唱弁論大会が開かれ、1・2年生の各クラス代表の8名が壇上で暗唱を、2年生2名が英語による弁論を発表しました。

発表を聴く生徒たちは採点表を手に

 
クラス代表8名の暗唱は英語の教科書を題材にしたもの。
 Miss Evans on the Titanic
 (ミス・エバンズの逸話を中心に展開されるタイタニック号の物語)
 I Have a Dream
 (マーチン・ルーサー・キング牧師のスピーチから)
 The Spider's Thread
 (芥川龍之介の「蜘蛛の糸」)

 などを取り上げ、1・2年全生徒を前に壇上で暗唱の成果を披露しました。
 代表生徒の暗唱を聴く生徒たちの手元には“Pronunciation(発音)”“Rhythm(流れ、間)”“Delivery(態度・視線)”“Understanding(内容把握)”などの項目が書かれた採点表が置かれ、生徒たちは暗唱に耳を傾けながら評価・採点に取り組みました。

2年生2人による弁論の発表も


 8名の発表が終了した後は、英語の先生およびGlobal Communication の授業を担当されているローレン先生による採点・審査の時間に入り、その間、2年生2名、佐藤さんと鬼怒川くんによる弁論(佐藤さんのタイトルは“Fulfill your heart, follow your dream”、鬼怒川くんのタイトルは“Keep the door open”)が発表されました。
 そして暗唱の結果発表。渡邉さん(The Spider's Thread)、横田さん(Miss Evans on the Titanic)、鈴木くん(I Have a Dream)の2年生3人が、それぞれ1、2、3位に輝きました。

人前で話す技術を身につける大切さ…

 最後に、ローレン先生からの英語によるお話がありました。内容を要約すると…。
 「パブリック・スピーキングのスキルは、これからみなさんが生きていくうえで大切なものです。大学受験の時、仕事において、あるいは結婚式等のセレモニーでのスピーチなど、人の前で話さなければならない機会は出てきます。そのときにうまく話すことができるか。人前で話すことは簡単ではありません。必要以上にナーヴァスになってしまったり…。では、どうすればうまく話すことができるのか。ポイントは、話す前に心をリラックスさせること、自分自身に自信を持って(たとえ内心、自信がなくても)、アイコンタクトや身振り・手振りで相手を引きつけ、一本調子にならずに声や話し方に変化を付けることなどが必要ですが、これらのスキルを身に付けるためにも、今日の英語暗唱の発表はとても効果のあるエクササイズになります…」
 ローレン先生のお話に生徒たちは真剣な面もちで深く頷いていました。

 なお、この日、1〜3位に選ばれた3人および弁論を発表した2人は、9月4日に同じ場所(多賀城校舎中講義室)でおこなわれる多賀城地区英語暗唱弁論大会に出場することになります。
 昨年、弁論で出場した石垣さん(現6年生)は、東北大会で最優秀賞を受賞し、全国高等学校英語スピーチコンテストへの出場も果たしました。さて、今年の出場者はどこまで健闘できるでしょう。期待しながら見守り、応援していきましょう。
   
   
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