今回の弁論は、2年前に祖父を病気で亡くしてから改めてその存在のかけがえのなさを実感したという体験をもとにしたものです。この体験は強く印象に残っていて、いつか弁論の題材にしたいと考えていました。弁論の中では「身近な人にほど強くあたってしまうけれど、一人一人がかけがえのない存在。今、目の前にいる人を大切にしていこう」というメッセージを伝えました。
中学校弁論大会には3年生の先輩が大勢いて、自分より経験豊富で内容が濃く、上手に表現していました。自信はなかったのですが、せっかくチャンスが来たんだから自分なりに頑張ってみよう、という気持ちで発表に臨みました。私はあまり表に出るタイプではないので、発表前はとても緊張していましたが、壇上に立った瞬間に緊張が一気にとれて…。気持ちよく、堂々と発表することができました。
もし来年も出られる機会がいただけるなら、今回の大会での経験を踏まえて、3年生らしい発表ができたらなと思っています。
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