Shukoh Topics 2010  
   
 

 
  秀光1・2年生による『校内弁論大会』が9月13日、サウスウィング中講義室を会場に行われました。
 各クラスでの予選を勝ち抜いた代表者7名がそれぞれの意見を主張しました。

 
 
   
1年生は初めての『校内弁論大会』、
少し緊張しながら…

 1年生の代表者は3名。少し緊張した面持ちでしたが、持ち時間である5分の間、手元に置いてある自分の原稿を見ることなく、聴衆生の方をじっと見ながら、力強い口調で意見を堂々と述べました。

1年 大津 佑香さん(高砂小出身)
“未来は私たちの手の中に”
1年 大橋 里菜さん(野蒜小出身)
“深夜三時五十四分”
1年 兵藤 直哉くん(岩切小出身 )
“生きること”
 
   
2年生は自らの経験をもとに
意見や疑問を堂々と主張!

 
2年生の代表者は4名。部活動を通して感じたことや本を読んで印象に残った言葉についてなど具体的な事例をもとに自分の意見を主張しました。

2年 阿部 涼平くん(土崎南小出身)
“支えてくれた人に「ありがとう」”
2年 越川 湧太くん(吉成小出身 )
“生きる意味とは何か”

2年 松田 航大くん(高森東小出身)
“将来を見こして考えること”

2年 石田 悠理くん(船岡小出身 )
“エコ活動は本当にエコか”

校長先生をはじめ
1・2年生みんなで審査をしました

 7人の主張を、校長先生をはじめ聴衆の生徒たちが「論旨」「表現」「態度」などで採点・評価しました。
 審査用紙には「心を揺さぶられるようなテーマか」「聴衆に訴えかける話し方・態度か」などが書き込まれており、弁論大会終了後、発表者たちにアドバイスとして伝えられます。

 聴衆の1・2年生からは、
「発表している人はハキハキとしていて分かりやすかったです」(1年:男子)
「クラス代表だけあって、説得力のある主張だったと思います」(2年:女子)
「主張内容のレベルが高いと思いましたが、みんなきちんと考えているんだなと感じました」(2年:男子)

などの感想があり、発表者の考え方や意見に刺激を受けたようです。
 およそ1時間の弁論大会の後、審査時間を経て、校長先生より結果が発表されました。

最優秀賞は2年生 石田くん
「“エコバッグ”は本当にエコ?」

 最優秀賞に輝いたのは、2年生の石田 悠理くん。
 石田くんは『エコ活動は本当にエコか』というタイトルで「レジ袋は原油からガソリンなどを取り出した後の“残りかす”で作られているので、案外エコロジーな製品なのではないだろうか。“エコバッグ”は本当にエコになっているのだろうか?」などレジ袋有料化やエコバッグへの疑問など、エコ活動への意見を訴えました。

「“読み・書き・話す”をしっかり!」
校長先生がエールを送られました


 弁論大会終了後の講評の中で校長先生は発表者たちをねぎらい「日本語は最後の言葉が大切です。肯定なのか否定なのか、断定なのか疑問を投げかけるのか…。最後の最後まで丁寧に大切に話しましょう」とアドバイスされました。
 また、「漢字・英単語・数字・音符など活字を読み込むことが成長過程では大切です。本を読みましょう。そして文章を書くこと、人前で話すことをしっかり行ってください。今後のみなさんの活躍を期待しています!」とエールを送られました。

■大会結果
【優良賞】
1年生:大津 佑香さん 兵藤 直哉くん 大橋 里菜さん
2年生:阿部 涼平くん  松田 航大くん

【優秀賞】
2年生:越川 湧太くん

【最優秀賞】
2年生:石田 悠理くん


 最優秀賞を受賞した石田くんは、10月5日に利府西中学校で行われる『多賀城地区弁論大会』に出場します。