Shukoh Topics 2010
 
 
 

  12月7日(火)、多賀城校舎サウスウィングの中講義室で4年生を対象に社会人による進路講話が実施されました。生徒たちは現代社会と職業に関する具体的な話を聴き、進路について認識を深めました。

講師紹介
東北イノベーションキャピタル(株)代表取締役社長 熊谷 巧さん
  東北大学経済学部卒業。1971年、旧日興証券(現日興コーディアル証券)入社。経営調査部長・常務を経て日興キャピタル社長、日興アントファクトリー会長へ。2003年、東北イノベーションキャピタルを設立。



「1番を目指しましょう!!」
仕事にやりがいを感じるために…

 
講師の熊谷さんは、33年間の東京での仕事内容、ベンチャー企業への投資会社を仙台に設立するまでの経緯や現在の状況などをおよそ1時間半にわたってお話くださいました。
 
その中で、社会人に求められるのは「知識・行動・感性」であることを具体例を示しながら説明。また、「情報とお金は瞬時に動く」「会社にとって、お金は本当に大事」といったリアルな内容もあり、生徒たちはメモをとりながら、現代社会の状況を改めて認識した様子。
 会社社長である熊谷さんは「全ての判断が自分にあることにやりがいを感じます!
好きなことを仕事に選べば、忙しさも苦になりません。将来、やりたいことをやるためには、知恵と知識を使って行動すること。そして、何でも1番を目指すつもりで周りと競争していくこと」と生徒たちにアドバイスしました。

 

就職難にはどのように立ち向かえばよいか…
成功するための秘訣などを質問

 
講話終了後に行われた質疑応答で生徒たちは熊谷さんに次々と質問。その一例です。

Q:

就職難に立ち向かうためには、何をすればよいですか?

A:

自分磨きです。面接官を務めたこともありますが、成績優秀者を採用するわけではありません。その人の可能性をみます。

Q: 成功者とそうでない人の違いは何ですか?
A: 一番大切なのは、うそをつかないこと。きちんと時間を守ること。相手に対して敬意を示すことが出来る人は成功している傾向にあると思います。倫理観が非常に大切だと考えています。

 実際に社会で活躍する熊谷さんの具体的なお話を聴くことは、生徒たちにとって貴重な時間となりました。