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 1年生 柏﨑くん、英語暗唱で仙台地区最優秀賞、県大会にも出場!

 
 
 

 9月13日に行われた『東北六県中学校英語暗唱大会』の仙台地区大会で1年生の柏﨑駿くんが最優秀賞に選ばれました。柏﨑くんは県大会にも出場。1年生ながら奨励賞を受賞し、大健闘しました。

▼声の大きさ、発音のきれいさ、
 そして豊かな表現力

 秀光では、毎年秋に1、2年生の『校内英語暗唱弁論大会』が行われ、そこでの上位入賞者が校外の大会に出場しています。ところが今年は、震災の影響で校内のコンテストは残念ながら中止。そこで、校外の大会に出場する発表者は、英語の先生やGlobal Communication(以下GC)の外国人の先生の推薦で選出されることになり、選ばれたのが1年生の柏﨑駿くんでした。担任で英語担当の松田万里先生はその理由について「声の大きさ、発音のきれいさが他の生徒と比べて抜群に秀でていました。もうひとつ、英語暗唱では表現力も問われます。柏﨑くんの躊躇しない堂々とした表現力は、とても1年生とは思えません」と話します。

▲宮城県大会での発表

▼学校、自宅、シャトルバス...、
 練習は時間を有効に使って

 練習は、夏休みの前から。題材は、マーチン・ルーサー・キング牧師のスピーチから『I Have a Dream』。柏﨑くんは、この題材で練習するにあたって「大事なところを強調するように気をつけました」と話します。
 暗唱は、題材の内容を十分に理解できていないと、どの単語やセンテンスを強調すべきかわかりません。柏﨑くんは、キング牧師の伝記を読んだり、インターネットでキング牧師本人のスピーチを見て研究したそうです。また、声を大きく出すため腹筋運動をしたり、ビデオで撮って自分の発表やジェスチャーを客観的にチェックしたり...。通学の時間も有効活用しました。
 「通学にはシャトルバスを利用しているのですが、バスの中でもプリントを見たりして練習の時間にあてました」(柏﨑くん)

▼広いホールでの発表は
 とても気持ちがいい!

▲「来年も挑戦します!」
担任の松田万里先生と

 猛特訓の成果が実り、多賀城地区大会では第2位に相当する優秀賞を、仙台地区大会では見事最優秀賞に輝きました。そして、県大会。「会場は戦災復興記念館だったのですが、広いホールでとても気持ち良く発表ができました」と話す柏﨑くん。県大会では奨励賞を獲得しました。ステージ上では堂々とした態度の柏﨑くんですが、実はとても緊張していたと話します。
 「“観客の頭はカボチャ、野菜が並んでいると思えば怖くない”。そう思うことにしています。GCのジム先生がおっしゃっていたので...(笑)」(柏﨑くん)
 「声には自信があります」と言い切る柏﨑くん。来年も挑戦するとのこと。さらに声と表現力に磨きがかかって、来年の活躍もますます期待できそうです。