2011
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*平成23年度 秀光中等教育学校 第9回入学式
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▼グローリーホール前に桜満開の4月21日に |
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多賀城校舎中区南側に植えられた桜が美しく花開いた4月21日(木)、多賀城校舎グローリーホールにおいて『秀光中等教育学校 第9回入学式』が挙行されました。秀光が1996年に中学校としてスタートしてから16回目の入学式となります。
在校生に拍手で迎えられながら入場してしてきた新入生は53名。先輩たちから胸に花飾りをつけてもらい、新入生たちは晴れやかに表情を輝かせながらも緊張した面持ちで着席、午前10時30分に式がスタートしました。
新入生一人一人の名が読み上げられ、入学許可が行われたあと、壇上に立たれた加藤雄彦校長先生は、「第16期生のみなさん、入学おめでとうございます。長くて辛い冬をやっとのことで乗り越えて来て、この4月21日を迎えることができました」の言葉から式辞を始められました。
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▲新入生入場
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▼"至誠"の心と学問を身につけ、自立した大人への道を |
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「みなさんの学び舎である多賀城校舎グローリーホールの南側に植えられている山桜も見事に満開となりました。16期生を祝うかのように艶(あで)やかに、そして競うように咲いています。こういう春を迎えられましたこと、私自身、非常に感銘を受けています」と述べられたあと、校長先生は、「秀光ではみなさんに"真心をつくす"ということを6年間で学んでいただきたい」と話されました。
さらに、「至誠を実践する前には、まず、みなさん自身が自分を鍛えること。何事にも挑戦していく心を持つこと。そのためには自治進取、質実剛健の精神が大切」と述べられ、「みなさんは自立していく時期であり、その中で自分は何であるのか、真剣に悩んでいただきたい。自分には何が求められているのか、自分はこれからどう歩んでゆくのか…気をつけなければならないのは嫌なこと、苦しいことから逃げないこと、大人へと成長して行くにはこれが必要」と話され、「自立した人間になるために最も必要なのは学問なのです。学問を身につけ、多くの教養や知識を身につけて問題を解決する力をつけていくよう、ぜひ努力していってください」と結ばれました。
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▲式辞
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▲祝辞
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▼秀でて光り輝き、社会を支えて行ける人間になるために |
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続いて祝辞として壇上に立たれた仙台育英学園父母教師会 鈴木良英会長は、「誰かが何かをしてくれるのを待つのではなく、みなさんが自らの意識で求めてください」と述べられ、さらに「逆転の育英」の言葉を新入生に紹介され、「この言葉を震災を乗り越えて行く力にしてください」と話されました。
続いて、校長先生を前に壇上に立った新入生代表の丸山太啓くんは、「先月、3月11日に起きた東日本大地震では多くの方々が犠牲を負いました。このような状況の中で我々1年生53名は家族の思いやりや期待に包まれ、平成23年度入学生として憧れの秀光中等教育学校の門をくぐることができました」と述べ、「私たちに今、求められていることは東北地方をさらに復興に導いていけるような自立した精神と思いやりのある人間になることです。そのためには本校で過ごすこれから6年間を一人ひとりが目的意識を持つこと。仲間同士助け合い、励まし合いながら協力していくという意識を持つことが大切」であり、「秀でて光り輝き、社会を支えていけるよう6年間努力することを誓います」と、力強く宣誓しました。
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▲新入生代表宣誓
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