5月31日(木)、オルフェウス室内管弦楽団が本校を訪れ、ワークショップが開催されました。会場となった中講義室には、オーケストラ部と秀光1、2年生が集まりました。
▼「TOMODACHI」プロジェクトの
一環として…
オルフェウス室内管弦楽団は、ニューヨークを拠点に活動する世界でもトップレベルの アンサンブルを誇る小編成のオーケストラです。来日の目的は、仙台、東京、大阪で行われる日本公演。このコンサートは、東日本大震災を受けてアメリカ大使館で立ち上げられた「TOMODACHI」プロジェクトの一環として実現しました。
今回は、同じ日の夜に東北大学百周年記念会館 川内萩ホールで開催される仙台公演に先立って、団員の皆さん全員で本校を訪問してくださいました。
▼メンバーの方々と
緊張の共演!
このオルフェウス室内管弦楽団のユニークなところは、指揮者を置かず曲ごとにリーダーを替えるという演奏方法。「毎回演奏することによって成長していく、それを目標に演奏家同士お互いに学び合うのがモットーです」と楽団について説明が、説明役をかってくださったヴァイオリニストの方からありました。
はじめにオルフェウス室内管弦楽団のみで、ロッシーニの「アルジェのイタリア女」序曲とメンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」第1楽章を披露。中講義室が一瞬にしてコンサートホールに変わったかのような優雅で明快なハーモニーが教室中に響き渡りました。そのあと、秀光オーケストラ部が加わってシベリウス作曲「カレリア組曲」の第2楽章を一緒に演奏しました。プロのクラッシック演奏家の迫力に、生徒たちは緊張しつつも大いに刺激された様子。今後の練習に役立つ“何か”を学び取れるような貴重な時間となったようです。
▼「オルフェウス室内管弦楽団に
入団するには…?」
演奏のあとは、メンバーの方々への質問コーナー。生徒からは「演奏会の日はどのように過ごされているのですか?」「オルフェウス室内管弦楽団にはどうしたら入団できますか?」「緊張したときはどのように対処されていますか?」などの質問が。メンバーのみなさんはひとつひとつの質問に、わかりやすく丁寧に答えてくださいました。
最後に生徒を代表して2年生の柏崎くんが英語でスピーチ。流暢な英語で、お礼の言葉を述べました。
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