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 宮城野新校舎開校式および秀光中等教育学校 第11回入学式

 
 
 

 あたたかな日差しが春を感じさせる4月9日(火)、秀光中等教育学校 第11回入学式が、新しい宮城野校舎の「新栄光」内ゼルコバホールで挙行されました。
 入学式を前にして、秀光中等教育学校在校生が見守る中で『宮城野新校舎開校式』が執り行われました。開校式に続いて入学式。座席のあざやかな朱色が映えるゼルコバホールに、新入生が真新しい制服に身を包み、入場します。6年生の先輩から胸にコサージュを贈られ、並んだ今年の新入生は31名。秀光中等教育学校の前身である、秀光中学校が誕生して以来の18期生となります。

▼明治から現在に続く教育の軸を学び、
 新たな歴史と伝統へ
 
 校長先生からの式辞では、「今日の式典は、“初物づくし”であります」と、今日が宮城野新校舎の初めての入学式であり、生徒として初めて登校するのが新入生の皆さんであること、また同日の『宮城野新校舎開校式』をもって、会場のゼルコバホールが使い初めであることを紹介。「第6学年の先輩達からコサージュを付けてもらった18期生の皆さんを見て、非常に胸が熱くなるものを感じました」と感慨深げに話されました。
 そして、本学園創立者の加藤利吉先生が仰っていた『相手国の事情を学び、理解し合うこと』、さらに『資源小国の日本を導いていくために、学生達に “ Science ”(科学)を学ぶ心を育むこと』について話されました。これらは秀光の教育の軸である“ Language ,Music and Science ”に集約されており、「今から108年前(明治38年)に言われた言葉ですが、21世紀になっても今の日本に必要なことではないかと思います」と述べられ、新入生に向けて「これから6年間での仙台育英学園での学び、秀光の特色をしっかりと身体の中に叩き込み、秀光の先輩達を見習いながらも、新しい歴史と伝統を、秀光につくっていただきたい」と締めくくられました。

▼恵みの雨を受けながら、
 夢という種を成長させたい

 新入生代表の挨拶では、これから始まる6年間の学校生活に向けて「今日のような晴れの日だけではなく、雨の日もきっとあることでしょう。しかし、その雨が一人ひとりの夢という種を芽吹かせ、成長させ、素晴らしい花を咲かせてくれる恵みの雨となるよう努力していきます」と希望の言葉を述べ、「秀光生としての誇りを持ち、夢や希望に溢れる明るい未来に向かって、一歩ずつ歩んでいきます」と校長先生をはじめとする先生方、在校生に見守られながら、晴れやかな声で宣言しました。