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理科の佐藤真弓先生による指導で始まった実験のテーマは、「電気パンをつくろう!」。なんと、”オーブンもフライパンも使わないで、電気を使って焼くパン”ができるという実験です。 数分もすると生地に変化が表れて「湯気が出てきた」、「いい匂い!」と楽しそうに見守る子どもたち。ふくらむのを待つ間、佐藤先生がパンが焼ける仕組みを説明してくれました。「市販のホットケーキミックスには食塩が入っていて、食塩は水に溶けると“イオン”と呼ばれる電気を帯びた粒に分かれます。装置のスイッチを入れると、イオンがひっぱられて振動を起こし、摩擦熱が起こってふくらむのです」。 「今回は牛乳を使用しましたが、ジュースなどで味をつけてもできるので、道具を揃えてまたやってみてくださいね」という佐藤先生からの挨拶で、実験は終了しました。
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