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もうひとつの実験は、「オキシドールで生きものをさぐる」。指導は理科の岡村澄夫先生です。 まず、岡村先生から、オキシドール(過酸化水素)は消毒などに使用されていること、活性酸素でもあることが説明されました。 活性酸素は、人間の身体を酸化させてしまうという身体に害のある酸素のこと。過酸化水素も活性酸素の一種ですが、水と酸素という害のないものに分解されます。しかし、自然に分解されるものではありません。今回は、オキシドールに何を入れたときに、その分解が起こるのかを確かめました。
岡村先生から「大昔に地球が誕生したとき、酸素はありませんでした。酸素は植物が誕生してから生まれたもので、それと同時に活性酸素という問題もでてきました。しかし、今日実験で使った大根や豚のレバーはもちろん、人間は活性酸素を除いて、身体を守る仕組みが備わったんですよ」というお話を聞くと、子どもたちは大きく頷いていました。
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