2016 Topics  Open Campus 2016「夏休みロボティクス体験教室」
 
国際バカロレア MYPの授業
“ロボティクス”を体験できる!
ネイティブの先生の英語で実施
 
 

 仙台育英学園高等学校では2015年4月から国際バカロレア(IB)のDP(Diploma Programme)を実施しています。秀光でも2016年度から16歳までの生徒を対象とするMYP(Middle Years Programme)を取り入れ、4月からトライアル期間としてMYP の授業が始まっています。また、部活動としてロボティクス部が設立され、大会への出場を目標に活動をしています。

 そんなMYPの授業を一足早く体験できるのが、夏休み宿題サポートプログラム、そして第3回オープンキャンパスとして7月30日(土)に開催された『夏休みロボティクス体験教室』です。会場には16名の参加者が集まり、記念すべき第1回がスタートしました。


  指導してくださったのは、ハワイ出身のブライアン先生です。「秀光はロボティクスで世界一を目指しているので、今日は英語で授業をします」とお話があり、説明はすべて英語でされることに! 「まずは隣の席のお友達と英語であいさつをしましょう」とブライアン先生からネイティブの発音を教わりながら、ボディランゲージを含んだわかりやすく楽しい体験教室となりました。
 
ロボットを組み立ててみよう

 

秀光ロボティクス部の先輩にアドバイスをもらいながら

 当日準備されたのは“LEGO マインドストームEV3”という教材とパソコンです。ロボットの組み立てとデータプログラミングを基本2人1組のペアになって協力して行いました。
 分かりやすい図の説明書に沿ってパーツをはめ込んでいくと、本格的なロボットが完成します。
 難しいところは秀光ロボティクス部の生徒からアドバイスをもらいながら、参加した小学生はあっという間にロボットを組み上げていきました。

 当日、一番前のテーブルには見本としてロボティクス部で作られたゾウ・ヘビ・ウサギなど、さらにたくさんのパーツを組み合わせたロボットが置かれていて、物をつかんで運んだりといった複雑な動きに小学生は驚きの声をあげてました。

 
 
プログラミング&実践
   

自分たちの力で動くロボットに感動!

 ロボットを動かすために必要なシステム、と説明だけを聞くと少し難しく思えるプログラミングですが、パソコンに専用のソフトが入っているので安心です。画面上のプログラムのパーツをパズルのように組み合わせて、簡単にロボットを動かすことができます。

再生ボタンを押すと、動画が流れます。
 


 しっかりとプログラミングができれば、「きちんと正方形を描いて回ったり、搭載された超音波センサーやカラーセンサーで障害物を感知して、自動で止まったりしてくれます」と説明するブライアン先生。子どもたちは初対面のペアの子ともすっかり打ち解けた様子で、「やった動いた!」「ここはどうするの?」と話しながら自分たちで積極的にプログラミングに挑戦している姿が見られました。

再生ボタンを押すと、動画が流れます。
 

修了証書

1人ひとりに名前の入った修了証書が手渡されました

 体験教室が終了したあと、英語で書かれた修了証書とLEGOのお土産が1人ひとりに手渡され、子どもたちは“ロボット博士”として満足げな笑顔を見せてくれました。
 さらにこの後、オープンキャンパスとして宮城野校舎のキャンパスツアー、そして大食堂ローズホールで楽しくランチタイムを過ごしました。参加してくださった小学生の皆さん、保護者・ご家族の皆さんありがとうございました!