看護体験に参加したことで
将来の夢を見つけました

■授業時間内で理解し、
　 復習で完璧になるように 　

　看護師を目指そうと思ったのは、２年生のときに学校で募集をしていた看護体験に参加したことがきっかけです。仙塩病院に１日体験で行き、自分で血圧を測ったり、患者さんの足を洗うお手伝いなどをしました。そのフットケアをした患者さんとお話をするうちにやりがいを感じ、今まではっきりと考えていなかった将来の夢を、「看護師」にしたいと思うようになりました。設備が充実していることに魅力を感じたので、東北大学を第一志望に決めました。
　勉強は学校の設備を活用し、自習室のオークルームが閉まるまでねばってやりました。勉強方法は問題集をやって、わからないところを繰り返し解いていく方式です。授業時間内で集中して理解し、復習で完璧になるように努めました。また、受験に必須科目の物理が苦手だったので、放課後講習で過去問を解き、先生にしっかりと答えを解説していただくことで克服しました。

■クラス全体で参加した
　育英祭が印象に残っています

　学校行事は育英祭が印象に残っていて、１年生はクラスでお化け屋敷、２年生は模擬店でじゃがバターを出しました。みんなでお化け屋敷に使う大量のダンボールを持って電車に乗り、会場の多賀城校舎まで移動したのも文化祭ならではの楽しい思い出です。
　後輩のみなさんには、記述問題で早めの対策をすることをおすすめします。とくに赤本を早い時期に読み込んでおくことと、そして試験の時間配分の確認は念入りにチェックしておけば、当日慌てることがないと思います。