2012 Topics

 英進進学・外国語コース1年生 進路講演会

 
 
 

 夏休みを間近にした7月12日、英進進学コースと外国語コース1年生を対象に少しユニークな進路講演会が行われました。講師は今村久美さん。『カタリバ』というNPO法人の代表を務める方です。

今村 久美 (いまむら くみ)さん

NPOカタリバ代表理事。2001年に任意団体NPOカタリバを設立し、高校生のためのキャリア学習プログラム「カタリ場」を開始。2006年には法人格を取得し、全国約500の高校、約100,000人の高校生に「カタリ場」を提供してきた。
2011年度は東日本大震災を受け、被災地域の放課後学校「コラボ・スクール」を発案。2011年7月に一校目の「女川向学館」を宮城県女川町で開校。同12月には二校目の「大槌臨学舎」を岩手県大槌町で開校。被災地の子どもに対する継続的な支援を行っている。
2008年「日経ウーマンオブザイヤー」受賞。2009年内閣府「女性のチャレンジ賞」受賞。

 カタリバ(カタリ場)とは、主に高校生の将来への可能性を引き出し、将来への行動へと動機付けることを目的とした、キャリア学習プログラム。高校生に、身近な大人である少し年上の「先輩」(大学生や社会人のボランティアスタッフ)との対話(語らい)を通じて自分自身に自信を持ち、将来の進路についてに積極的に考えていくきっかけをつかんでもらおうというものです。

 今村さんは2001年、慶応義塾大学環境情報学部在学中に『カタリバ』の活動を始め、現在までに全国500校の約10万人に対話の場を提供してきています。さらに、昨年3月11日の大震災のあと、女川町に「女川向学館」(2011年7月)、岩手県大槌町に「大槌臨学館」(同年12月)を開校して、被災地の子供たちの学習支援にも乗り出しています。

 このような活動に携わっている今村さんが多賀城校舎グローリーホールで講演を行ってくださったテーマは『将来なりたい自分になるために』。「まず目の前のことを一生懸命やろう」「努力を続ければ、最初見えなかったことがやがて見えてくる」「夢はたくさん失敗して、いろいろな経験を積んだ結果にかなえられる」…。今村さんの高校時代から現在に至る活動や、さまざまな体験への思いについて語る中で、話に耳を傾ける英進進学、外国語コース1年生にたくさんのメッセージを残してくれました。以下に生徒からのレポートをいくつか紹介しましょう。


  英進進学・外国語コース1年生
4名のレポート