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*平成23年度 仙台育英学園高等学校 全日制課程 入学式

 
 
 

 4月29日(金)、仙台育英学園高等学校全日制課程の入学式が多賀城校舎グローリーホールで挙行されました。この日は、偶然にも宮城県が東日本大震災からの復興に向けて一丸となることを誓って“震災復興キックオフデー”と名付けられた日。午前の式では特別進学コース、外国語コース、英進進学コースI、II類の新入生が、午後の式ではT-フレックスコースとM-フレックスコースの新入生が、あわせて880名、グローリーホールに並びました。
 
 式辞において、加藤雄彦校長先生は、「たいへん長く、辛く、悲しい、そして悔しかった冬から今日で7週間という時間が流れてきました…あの震災を受けて、学園創立から数えて106期生となる880名の新入生を迎えることができたことは、学園関係者としてまことに感慨深いものがあります」とお話しを始められました。
 そして、4月29日が“キックオフデー”と名付けられていることに触れ、「みなさんには郷土宮城の復興に向けた期待と強い願いが託されているようであります」「夢や希望は、志をもってことにあたれば、いつかかたちとなってあらわれると信じています」「仙台育英生になったみなさんには、自分自身の夢や希望を現実のものにするために、これからの3年間、努力してほしいと願っています」と結ばれました。

 続く祝辞のあと、新入生代表として校長先生の前に立った特別進学コース 松田昂之くんは、「入学後は、建学の精神を体し、各自が確固とした目標を掲げ、主体的・意欲的に学業生活に取り組む覚悟です」「さらに私たちは命を大切にし、勇気と信念を持ってこれからの日本を発展させていくことを誓います」と宣誓の言葉を述べました。

 午後のT-フレックスとM-フレックスの新入生を迎えての式ではM-フレックスコース新入生の横山龍太郎くんが宣誓を行い、「鎮魂と復興をこころから祈りつつ、私たちは、今ここにいます」「私たちは、栄光を目指し、飛躍するこのライオンを誇りとし、先輩方が築いた輝かしい歴史と伝統を受け継ぎ、21世紀に活躍するための英知と気迫といたわりの心を培い、名門 仙台育英学園高等学校の新しい伝統を築き上げるために、最善の力を尽くすことをここに誓います」と力強く述べました。

 5月2日(水)に始業式が行われ、仙台育英学園高等学校 新1年生の高校生活がスタートしました。

 

特別進学コース 松田昂之くん 新入生宣誓全文

M-フレックスコース 横山龍太郎くん 新入生宣誓全文