2004 TOPICS  第1回宮城大学 高校生英語スピーチコンテスト
 

 
秀光5年
佐藤 さん

(仙台市立長町小出身)

エジプトでの環境会議に参加。
異文化について
深く考えさせられました。

■場数を踏んでいたせいか、
 スピーチは落ち着いてできました


 スピーチの内容は、国際社会においての「言葉の大切さ」について。今年9月にエジプト・アレクサンドリアで行われた環境会議に参加したのですが、そのときの体験をもとにしたものです。コンテストでは、緊張することなく、流れるようにスピーチすることができました。2年生のときに、高円宮杯全日本中学校英語弁論大会の全国大会に出場した経験がありますし、エジプトでの会議でも大勢の外国人を前に英語で研究発表しました。人前で話をする機会に恵まれていたことが、この結果 につながったのだと思います。
 エジプトには9月8日〜18日までの9日間滞在しました。会議には約20ヵ国の中高生たちが参加。私は秀光の女子3人でチームを組み、梅田川の水質についての研究を発表しました。3人それぞれ分担し、伊達政宗の時代から歴史、梅田川はまわりの地域住民の力できれいにしたこと、今ではボラが棲みつくほど浄化されたことなどを、写 真を交えて発表しました。


■エジプトで出来た友達を驚かせるため
 現在アラビア語を勉強中!

 
 私は、世界各国の文化や宗教に強く関心を持っています。会議が終わったあとに、エジプトの中高生たちと英語を使って会話を楽しみました。その際、気になったことがあります。それは、宗教についてはどこまで触れていいのか…、という問題。その体験から、彼らの言語を知ることができたら、背景の文化も理解ができ、コミュニケーションももっとスムーズにできるのではないか、と考えるようになりました。
 今、エジプトで仲良くなった友達とEメールで連絡をとっています。やりとりは英語ですが、そのうちアラビア語でメールを出したらきっと驚くだろうな、と思い、アラビア語のテキストを買って現在勉強中です。
将来の夢は異文化の国々の人を理解することができる大人になること。 アラビア語に限らずさまざまな言語にもこれから挑戦してみるつもりです。

   
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