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3月2日(土)、秀光の第10回目の卒業証書授与式が多賀城校舎グローリーホールを会場に行われました。この日、秀光中等教育学校の前身である秀光中学校が誕生して以来の12期生が卒業証書を授与されました。 ▼個性豊かな素晴らしい活動で 温かい拍手の中卒業生が入場すると、在校生から卒業を祝福するコサージュが一人ひとりに贈られました。
▼“自治進取”“至誠”の精神で 校長先生は式辞の中で、ちょうどこの日、3月2日に建て替え工事が完了した宮城野新校舎について報告をされました。宮城野校舎は、一昨年3月の震災によって甚大な被害を受け、昨年1月から工事が進められてきました。新年度4月からは、6年生が新校舎で学習し、3〜5年生も土曜日特別講座の授業で教室を使用することとなります。さらにNYSEとのジョイントコンサートや秀光祭も、新校舎の“ゼルコバホール”で行う予定、とのことでした。 ▼先輩たちから学んだ努力する姿勢と 生徒会長の鈴木くん(多賀城小出身)の送辞では、先輩との思い出を語りながら「いつも放課後には明かりが消えなかった6年生の教室、そこがぼっかりと穴があいた空間になると思うと涙がこみ上げてきます」と声を震わせる場面も。そして「グリーンスクール、スノースクール、育英祭で培ったリーダーシップ、秀光祭や合唱コンクールで見せた団結力があれば、この先どんな困難も乗り越えていけるでしょう。私たち在校生は先輩方から学んだ一生懸命に努力する姿勢と、仲間を信じる心を持ち、秀光の伝統を受け継ぎよりよい学園にしていくことを誓います」と頼もしい言葉で締めくくりました。 ▼どんなときでも一人ではない、 「思い返せば6年前の入学式、あのとき初めて顔を合わせた仲間とも今では厚い信頼で結ばれ今日の日を迎えることができました」…。卒業生代表の星さん(古川四小出身)による答辞では、ユーロスクールや京都研修、合唱コンクールなどの学校行事を「すべてが胸を熱くする思い出です」と涙ぐみながら振り返り、6年間ともに過ごした仲間、優しく背中を押してくださった先生方、そしていつも温かく見守ってくれた家族へ感謝の言葉が語られました。そして「どんなときだって一人ではないということを、12期生といういつも温かく迎えてくれる仲間がいることを決して忘れず、それぞれが夢の実現のために着実に一歩一歩踏みしめながら歩んで行く決意です」と力強く抱負を述べました。
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