2月28日（日）、本校多賀城校舎グローリーホールで第68回（旧制中学校から数えて104回生）の全日制課程卒業式が挙行されました。会場には特別進学・外国語・英進進学・情報科学・フレックスコースの650名を超える卒業生と、その保護者やご家族の方々が並びました。
　卒業生への卒業証書授与および留学生への名誉卒業証書授与後には、「優等賞」「精皆勤・精励賞」など３年間の学校生活への姿勢を讃え、たくさんの生徒が表彰されました。全国大会の団体・個人で第3位以上の優秀な成績をおさめた生徒に対して贈られる「特別功労賞」では、第97回全国高校野球選手権大会で準優勝を果たした硬式野球部の主将（大会当時）のフレックスコース3年佐々木柊野くんが代表として表彰状を受け取りました。

目標達成に向けて努力する姿は私たちの模範でした

生徒会会長　関本さん （特別進学コース2年 名取第二中出身）

　皆さんは常に我々を率い、前を走る、憧れてやまない存在でありました。目標を達成するために汗を流し努力する姿は私達が模範とすべき姿勢であり、どれか一つに偏ることなく文武両道を貫く先輩方は、いつでも頼もしく、輝いて見えました。
　 今後皆さんのその背中が見えなくなってしまうことに不安を感じる私達在校生ですが、先輩方から学んだことを決して忘れずに、受け継がれてきた伝統を絶やさぬよう、邁進することをここに堅く誓います。

卒業生代表　門馬くん （特別進学コース3年 相馬向陽中出身）

　私たちは、逆転を信じ最後まであきらめない力を培い、『至誠』『質実剛健』『自治進取』という本学園の建学精神と伝統を引き継ぐことができたと思います。
　 高校生活を通じて育んだ育英精神、知識、経験、技能、友情は必ず今後を生き抜く力になると信じます。後輩の皆さんも是非この精神と伝統を受け継ぎ、実践して行って下さい。