ジュネーブでの研修のハイライトは、カルバン講堂でのチャリティーコンサート。
 生徒たちが街頭に立ち、案内チラシを配って呼びかけたこともあって満員の盛況でした。
 プログラムも生徒たち自身で進行。合唱、器楽の懸命の演奏は盛んな拍手喝采を受け、感極まって涙を流しながらアンコールの演奏を終えました。寄せられた義捐金は赤十字国際委員会に贈り、感謝のスピーチもいただきました。
 
   
 
   
 多くの生徒たちが、ユーロスクールで一番印象に残ったこととして挙げたのが、このチャリティーコンサート。自分たちでチラシを配って集めたお客さんの前で、練習の成果を披露し、義捐金を集めることができたのは、大きな達成感となったようです。生徒たちの感想を作文からご紹介しましょう。  
   
研修第5日目 カルバン講堂でのチャリティーコンサート
 
   

外国でのチラシ配りは
仲間同士で助け合いながら


 チラシ配りでは、うまくいっている人が苦戦している人を助けているのを見たとき、嬉しくなりました。言葉が通じず私たちのことを「カルバン講堂までの道を知りたい外国人」と認識し、すぐ近くに見える講堂を指さしながら親切に道を教えてくれた人もいました。
(3M3 木村さん)


時間のあるとき練習して
少しずつ上達していきました


 スイスでの研修がスタートしてからも時間のあるときは練習を重ね、みんな少しずつ上達していくのが分かりました。リハーサルでは全体を通しながら細かい動きを確認しました。本番は大成功。楽しい思い出になりました。
(3M2 川上さん)


お客さんの手拍子で
涙があふれそうになりました


 お客さんが歌に合わせて手拍子を打ってくれたときは、とても感動して涙が出そうになりました。無事に終わったとき、達成感やいろいろな気持ちが混じり合って、涙があふれてとまりませんでした。
(3M2 川合さん)


あの時の嬉しい気持ちは、
絶対に忘れません

 本番は不安と緊張でいっぱいでしたが、みんなと歌っているうちにだんだん、素晴らしいことだな、と嬉しくなってきました。最後には感動で思わず涙が…。あの時の気持ちは絶対に忘れません。
(3M1 古元さん)


観客の方々の中には涙を流して
聴いてくださった方も…


 来てくださった方の中には日本人の方も結構いて、かなり緊張しましたが、失敗することなくこなせました。観客の方々の中には涙を流している方もいたのがとても嬉しくて、達成感を感じました。
(3M3 早坂くん)


練習を積み重ねて
ここまでたどりつけました


 私たちはこの日のために休みの日も学校に行って精一杯練習しました。本番は、どれも練習よりも成功しました。終わったとき、お客さんの温かさや、今まで練習を重ねてここまでたどりつけたこと、そしてみんなへの感謝で涙が出てきました。
(3M3 柏崎さん)

 
   
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