|
|||||||||||||||||||||
秀光の第9回目の卒業証書授与式が、3月2日(金)多賀城校舎グローリーホールを会場に行われました。この日、卒業証書を授与された卒業生は、秀光中等教育学校の前身である秀光中学校が誕生して以来の11期生となります。
▼個性豊かな素晴らしい活動で 卒業生たちに卒業証書が手渡されたあとは、成績優秀賞や精勤・皆勤賞など各賞の発表。6年間の功績を称えて贈られる 『秀光グランプリ』には、今年は3名が選ばれ、賞状と金メダルが贈られました。
▼自ら切り開いた軌跡が 校長先生は式辞の中で詩人・彫刻家の高村光太郎の有名な言葉『僕の前には道はない 僕の後ろに道はできる』を引用して「自ら進む道は自分の力で切り開いていかなければいけない。その歩みを続けていった軌跡が“人生”という一本の道となることを教えてくれています。秀光11期生のこれまでの歩み、そしてこれからの歩みは高村光太郎が残した言葉どおりの力強さを感じます」と讃えました。そして「みなさんは“仙台育英学園秀光”の卒業生であることを誇りに思い、世のため人のためになる有意義な人生を送っていってもらいたいと期待しています」と、はなむけの言葉を贈られました。
▼先輩たちとの5年間を 送辞を読み上げたのは、生徒会長の星晴子さん(古川四小出身)。星さんは先輩たちとともにした5年間の思い出を振り返って「先輩方が卒業したあとのぽっかりと穴があいた教室、それを見ることになると思うとさみしく、心細くてなりません」と涙ながらに語りました。そして「これまで先輩方が築き上げてきた秀光の伝統を私たちがしっかりと引き継ぎ、来年度新宮城野校舎が完成するこの学園をさらに素晴らしい学び舎へと導いていきたいと思います」と力強い抱負で締めくくりました。
送辞のあと、卒業を祝う歌として『自由への讃歌』(ピーターソン作曲)を在校生全員で合唱。涙をぬぐいながら歌う生徒たちの姿も見られました。 ▼秀光の恵まれた環境の中で 卒業生代表の門間裕也くん(鶴谷小出身)による答辞では、「我々11期生が6年間で築き上げてきた関係は、うまく形容する言葉が見つかりません。私たちには確固たる結束があり、お互いを心から信頼しています」と、秀光の環境の中で培った仲間たちとの絆の深さを語りました。そして後輩たちに「秀光には6年間という長い時間を縁ある仲間や先生方とともに過ごせるというほかにはない環境があります。濃密な時の中でじっくりと己を成長させることができる、そんな恵まれた環境にいるからこそ、どんなことにも果敢に挑戦してほしいと思います。君たち自身の手で秀光をさらに素晴らしい学校へと作り上げていってください」と激励の言葉を贈りました。
|
|||||||||||||||||||||