2007/08 Topics

第11回IAAF世界陸上競技選手権大阪大会出場壮行式

   
   
   
 
 
 
 
 
 
 
 

 8月20日(月)午前11時から、多賀城校舎グローリーホールにおいて『第11回IAAF世界陸上競技選手権大阪大会出場 壮行式』が開催されました。
 壇上でエールを受けたのは、本校OGで女子走り幅跳びに出場する池田久美子選手と、本校3年生で女子1万メートルに出場する絹川愛選手。壮行式では、激励の花束と千羽鶴が贈呈され、最後に、チアリーダーが二人に向けて、力強いエールを贈りました。
 夏休み中にもかかわらず、会場いっぱいに在校生がかけつけ、2人におしみない激励の拍手をおくりました。


■卒業生からの激励の言葉
 【宮城県議会議員 庄子賢一先生

  本校卒業生の代表としてこの壮行式にかけつけてくださったのは、昭和56年に本校卒業の宮城県議会議員、庄子賢一先生。仙台育英時代、3年間ソフトテニス部で白球を追って汗を流したご自身の思い出を振り返って「私が高校時代3年間にお世話になった先生方から教えられたのは、『育英魂』『負けじ魂』ということでした。どんなに苦しい局面であっても最後まで歯を食いしばってやり抜く、そのことを教えていただきました」と語られ、加えて「二人の選手には、ぜひ世界中の選手を相手に存分に仙台育英の卒業生・在校生として頑張って力を出し切っていただきたい。私たちすべての卒業生は心からの応援を惜しまないつもりです」と激励されました。
庄子賢一先生 激励の言葉 全文


■激励の言葉
 【生徒会長 菊地恵莉

 続いて、生徒会長の菊地恵莉さんから激励の言葉が。先輩の池田選手に対しては「私たちは少しでも池田先輩に近づきたい、後に続きたいと思います。たとえ進路や目標が違っても、夢をあきらめず自分をしっかり見つめながら頑張ります」と、絹川選手に対しては「私たち在校生の誇りと憧れの的でもあります。競技直後のインタビューではいつもユーモアを交え、明るく、そして偉ぶらず、答えている絹川さん。そんな世界のアスリートが私たちと一緒に学んでいることは誇りであり、自慢でもあります。ぜひ世界大会では平成生まれ第一号の日本選手として、そして仙台育英生として堂々と走りきってください」と激励し、最後に「全国の人々と一緒に私たちも声を大にして、大阪の空に向かって叫んでいます」と締めくくりました。
生徒会長 激励の言葉 全文

 
■選手挨拶
 【池田久美子選手・絹川愛選手

 激励に対して、池田選手は壇上で「私が陸上を始めて結果が良いとき、悪いときがたくさんあったのですが、私に大きな、忘れかけていた夢と希望をもう一度思い出させてくれたのが、仙台育英だったので、今こうして皆さんの前で“世界選手権がんばります”というお話ができることを、とても嬉しく思い、仙台育英に少しでもこうやって恩返しができているのかな、と思います」との言葉。そして「皆さんの応援と手拍子で7メートルに向かって一直線に跳びたいと思うので、ぜひ応援よろしくお願いします」と語られました。
 絹川選手からは「真心のこもった、『至誠力走』ならぬ『至誠愛走』をしてきたいと思うのでよろしくお願いします」という言葉がありました。
池田久美子選手挨拶 全文
絹川愛選手挨拶 全文



 池田選手が出場する女子走り幅跳びは、8月27日(月)午前10時30分から予選、28日(火)午後8時50分から決勝。絹川選手が出場する女子1万メートルは25日(土)午後9時55分スタートです(予定)。世界のトップアスリートたちと戦う池田選手と絹川選手を、みんなで応援しましょう!

   
   
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