*京都実地調査研修 2011
 



 
京都研修実行委員長
松田夢女さん
 京都実地調査研修は、秀光生としての最後の研修旅行。東日本大震災の影響で延期となってしまいましたが、無事に8月に実施することができました。その分、今回の研修はより思い出深いものになったのではないでしょうか。
 参加した5年生を代表して、実行委員長の松田夢女さんに4泊5日の研修の様子を紹介してもらいました。

*実行委員長挨拶(「京都研修のしおり」より)
 
 
京都実施調査研修 第 日目
*移動日
 

長距離のバス移動も
研修への期待でみんな元気!


 研修の第1日目は、バス移動の日。朝7時に仙台を出発し、京都の宿舎に到着したのは夜の7時。ほぼ一日バスの中という長距離移動でしたが、「バスの中では友達とおしゃべりしたり、車内で流れる映画を鑑賞したりして、みんなそれぞれ楽しく過ごしたようです」と実行委員長の松田さん。これから始まる研修旅行への期待で、みんな元気いっぱい、テンションも上がっていきます!

 
 
京都実地調査研修 第日目
*班別自主研修
 

グループでの自主研修、
楽しく京都を満喫しました


■班別自主研修
 班別自主研修では、15班に分かれて行動。それぞれの班で話し合って研修先を決めました。
 
「私たちは古い寺社を巡りました。天龍寺や北野天満宮、下鴨神社など。天龍寺は庭がとても印象的でした。お昼ご飯は京都ならではの“豆腐カフェ”で。おしゃれな洋風のお豆腐料理をいただきました」(松田さん)


*VOICE *班別自主研修に参加して…
 
 
京都実地調査研修 第日目
*京都名所研修、グループ別研修
 

将来希望する進路別に
病院や企業を訪ねました


■全体研修【金閣寺、二条城】
 3日目は、金閣寺や平安神宮、清水寺、二条城と京都の名所をめぐりました。
 「特に印象に残ったのは二条城。ここに将軍様が住んでいたのかとか、武士の人たちが実際に通ったのかといろいろ想像すると感慨深くなりました」(松田さん)

金閣寺
平安神宮
清水寺
二条城

*VOICE *全体研修に参加して…


■グループ別研修
 この日は、病院や企業なども訪問しました。希望の進路に応じて、文系は京都新聞社、医学系は宇多野病院、理工系は京セラ本社。
  「私が見学したのは京都新聞社です。新聞に関するビデオや古い資料を見たり、記者さんたちが実際に仕事をしているところや新聞が印刷されるところなどを見ることができました。お土産は、全員の集合写真が載ったオリジナル新聞。パソコンであっという間に新聞が出来上がったので驚きました」(松田さん)

 
京セラ本社

*VOICE *グループ別研修に参加して…


■お楽しみ会
 夜は実行委員会が独自に企画した『お楽しみ会』。「盛り上がったのが、AKB48の振り付けで踊る女子6人組のグループ2組のダンス!アンコールの嵐でした。あとはビンゴ大会。企画からビンゴ大会の景品の買い出しまで、実行委員で全て手配したのですが、みんな楽しんでくれてほっとしています」(松田さん)

*VOICE *お楽しみ会に参加して…



 

京都実地調査研修 第日目

*京都大学、 立命館大学
 

高校とは違う専門的な講義を
聞くことができました


■大学訪問【京都大学】
 京都大学では、
それぞれ興味のある学部に分かれての講義。「私が受講した経済学部の教授は地域経済について研究されている方。復興のために地域の経済を盛り上げていくにはどうしたらいいのかという、とても興味深いお話でした。少人数だったので、直接質問することができました」。京都大学に進んだ秀光卒業生の案内で、大学のキャンパスも巡りました。

秀光の先輩と京都大学キャンパス巡り
京都大学の教室で
 
各学部での講義

■大学訪問【立命館大学】
 午後は立命館大学。文系は衣笠キャンパス、理系はびわこ・くさつキャンパスと2手に分かれて訪問しました。「その日はちょうどオープンキャンパスの日。私はびわこ・くさつキャンパスで生命科学部を訪ね、粘菌について研究されている教授のお話を聞きました。研究室や無菌室など、整った施設に驚きの連続。とても刺激を受けました」(松田さん)

 
立命館大学 オープンキャンパス

*VOICE *大学訪問に参加して…

立命館大学訪問終了後は、バスで金沢へ向かいました。

 
 
京都実地調査研修 第日目
*兼六園
 
■金沢名所研修【兼六園】
 研修最終日は、午前中に兼六園を見学。その後、金沢をあとにし、研修は終了しました。
 
 
京都実地調査研修2011
*まとめ
 

大学でアカデミックな雰囲気に
触れられたのが一番の収穫です


 今回は、震災の影響で研修が8月に延期になるというアクシデントがありました。予定だった3月の研修実施日に向けて、実行委員としてしおり作りなど準備に励んでいた松田さん。
「去年の10月ぐらいから準備していて3月には終わっていましたが、日程等が変わったので8月までに修正を行いました。しおり作りや部屋割りなど、準備はとても大変でしたが、委員長として実行委員をまとめるというよりみんなで頑張った、という感じです。京都研修は大成功だったと思います」
 では最後に、今回の京都実地調査研修についての感想を。「
研修での一番の収穫は、京都大学や立命館大学でアカデミックな雰囲気を肌で感じられたこと。専門的で難しいところもあったけれど、高校の勉強とのレベルの違いを感じました。こういう世界もあるんだ、大学に行ったらこういう感じなんだろうな、と大学について具体的に考えるよい機会になりました」