渡邉さん: 研修第6日目から生徒の希望により『フランス班』と『イギリス班』に分かれて行動しました。
私は、いろいろな美術館が見学できる、フランスを希望しました。 『フランス班』が最初に訪れたのは、世界遺産ヴェズレーの教会地区と丘。そこでは、教会を見に行ったのですが、たまたま地元の結婚式をみることができました。その翌日は、【ジヴェルニー】や【ベルサイユ宮殿】、【ルーブル美術館】を見学。学校で事前研修をしたのですが、どこも想像をはるかに超える素晴らしさで感動しました。“本物”は違いました。


■ジヴェルニーの庭園
「本物そっくりのモネの絵画!
フランスに行って浮世絵を見直しました」

渡邉さん: 『モネの家』には、モネが好んだという浮世絵がたくさん展示されていました。日本の絵画は、今まで教科書などで見ても何とも思わなかったのですが、モネに影響を与えたと知って、すごいんだなと感じました。外国に行って、日本の素晴らしさがみえました。
 


 印象派画家のクロード・モネが晩年を過ごし、「睡蓮」を制作したとして知られている【ジヴェルニー】。 庭園には作品のモデルとなった睡蓮が浮かんでいて、絵画とそっくりであることに驚いた生徒たちも多かったようです。

■ヴェルサイユ宮殿
「実際に見てみると
言葉では言い表せない“すごさ”がありました

渡邉さん: 研修前に、学校で各美術館について本やビデオなどを見て予習しました。ルーヴル美術館の中で、興味があったのは『鏡の間』でした。実際に行って見てみると、「豪華」という言葉だけでは言い表せないすごさを感じました。
 

■ルーヴル美術館
「生で見た“モナリザ”
他の絵画とは違うオーラを放っていました

渡邉さん: やっぱり一番見たかったのは“モナリザ”。人だかりができていましたが、すぐ近くで見ることができました。「感動」の一言です!!
生で見ると、他の絵とは違うオーラを放っていて、近づけない雰囲気がありました。美術にあまり関心のなかった友達もさすがに“モナリザ”の前では興奮していました。
 

■学校交流
「フランスの学校で文化交流
日本の習慣などを紹介しました

渡邉さん: 研修の9日目は、現地学校との『学校交流』でした。私たちは、歌を発表したり、ソーラン節を踊ったりしました。フランスと日本のジェスチャーゲームもしてきました。例えば、指を使っての数の数え方などです。フランスでは「いただきます」の習慣はないので、それを教えたりもしました。あとは、日本から持っていった緑茶をごちそうしました。
 

 フランス班は、各美術館の建物や作品の豪華さ壮麗さに圧倒された様子。日本とは全く異なる文化に触れ、教科書で見ていた美術品の“本物”を目にすることで、世界観がぐっと広がりました。学校交流では、英語でコミュニケーションをはかり楽しい時間を過ごしました。

 
DIGEST01(研修3日目〜5日目/スイス)
DIGEST03(研修6日目〜10日目/イギリス班)
実行委員 感想文
 
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