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安比で滑りを思いきり満喫! 冬季五輪金メダリストの講演会も…。 ★スノースクール 日時/平成16年2月17日(火)〜20日(金) 場所/岩手県 安比高原
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3泊4日でスキーを楽しむ「スノースクール」が、岩手県の安比高原で行われました。参加したのは、秀光の1、2年生。1日目はスノーシュー・ネイチャーピクニックに挑戦!スノーシュー(かんじき)をはいて山歩きを楽しみました。2日目いよいよスキー教室。インストラクターの講習を受けながら1日中滑りを思いきり満喫。3日目は、2日間の成果 をためすバッジテスト。生徒たちは上達度に合わせて、ゴールド、シルバー、ホワイトのバッジをインストラクターから受け取り、スキー教室をしめくくりました。 |
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スキーのほかにも民話体験、そば打ち体験などのたくさんのイベントが。3日目夜は、アルベールビル冬季五輪・金メダリストの三ヶ田礼一氏による スキー講演会が開かれました。三ヶ田氏は、スキーのジャンプ競技をはじめるきっかけやアルベールビルの体験談などを交えながら「私はオリンピック選手としては体格が小柄なほうでしたが、あきらめずにスキーに取り組んできました。誰にでも可能性はあります。自分の夢に向かって挑戦する気持ちを忘れないでください」と話されました。 |
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平成16年3月5日 “研精不倦”の気概を持ち、 |
秀光中等教育学校3年生の中等教育前期修了式が3月5日(金)、多賀城校舎グローリーホールで挙行されました。
この日、前期修了証書を授与されたのは秀光6期生となる3年生。一人ひとりに修了証書が校長先生から手渡され、「皆勤賞」「精勤賞」「加藤利吉成績優等賞」「秀光グランプリ」の授与と続きました。
式は、3年生と保護者が一緒にテーブルを囲み、和やかな雰囲気の中で進行されました。 加藤雄彦校長先生は式辞の中で、先日行われた卒業証書授与式での送辞と答辞を紹介。「真のグローバリストであるために、世界の現状を今まで以上に、正しく、正確に見つめ、理解し、我々が何をなすべきかを今一度確認し直したい」という在校生の抱負と、「時代に先がけた先見性を具体的に実現するために『至誠』『質実剛健』『自治進取』の建学の精神のもとに新しい気概をもって後輩の皆さんも頑張ってほしい」という卒業生からのメッセージを、出席した生徒たちに伝えました。 加えて「明治維新のまっただ中、その立て役者となった人物の一人である三条実美(さんじょうさねとみ)が残された『研精不倦(けんせいうまず)』という言葉があります。これは私自身大好きでよく使う言葉です。この四文字熟語には、心身をともに磨き、怠けず、最後まであきらめるな、という意味が込められています。明治維新の動乱期にさまざまな困難を乗り越えながら近代日本の骨格を作った立て役者である三条実美のこの言葉は、平成の世における動乱期ともいえる現在にも当てはまります。皆さんにはぜひともこの『研精不倦』という言葉を心に刻んで努力精励し、後期3年間を過ごしてほしい、そう願っています」と激励の言葉をかけられました。 |
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平成16年2月28日 心にたくさんの |
秀光中等教育学校として生まれ変わってからはじめての卒業証書授与式が2月28日(土)、多賀城校舎グローリーホールで挙行されました。 この日、卒業証書を授与された卒業生の数は60名。秀光中学校として誕生して以来の3期生となります。会場に出席した卒業生の1人ひとりに卒業証書が校長先生から手渡され、その後、「加藤利吉成績優秀賞」「精皆勤賞」「特別功労賞」「秀光グランプリ」などの賞の授与と続きました。 そして加藤雄彦校長先生の式辞。校長先生は壇上で「秀光3期生は、学業では“Language and Music”を基盤にして素晴らしい成績を残し、部活動でも女子卓球部が全国大会で活躍するなど、数々の輝かしい功績を残してくれました」と卒業生を讃えたうえで、「心にたくさんの『引き出し』を持とう」とのメッセージを。「数の多さや品質の良さが認められる引き出しを持っていると、『器の大きいひと』と評価され、人生における『成功の鍵』をたくさんプレゼントされるはずです」と話されました。
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「超伝導」現象に 驚きの歓声が。 ★第4回出前授業 日時/平成15年12月24日(水) 場所/仙台育英学園多賀城校舎 中講義室 講師/小林典男氏(東北大学大学院理学研究科教授・金属材料研究所併任) 演題/「超伝導と強磁場」 |
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「超伝導とはどんな現象か知っている人、いますか?」小林典男先生の問いかけに、手をあげた生徒はほんの数人。ほとんどの生徒にとってははじめて学ぶ分野でしたが、超伝導の技術を応用している身近な例をあげながらのわかりやすい講義に、生徒たちは真剣に耳をかたむけます。講義の最後に先生は「大学は自ら考えるための方法を学ぶところ。高校ではその基盤になる知識を勉強します。それを充分認識して勉強に励んでください」と付け加えられました。講義終了後は仙台育英OBで東北大学の大学院生の伊藤功さん(特進コース平成8年卒) が実験を披露。 低温の液体窒素にひたした超伝導体に磁石を近づけると磁石は反撥して宙に浮き、回り出す…。見たことのない不思議な現象を目の当たりにし、生徒たちは身を乗り出して実験に見入っていました。 | |||||
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一人ひとりの
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日頃の学習成果をステージで披露 合唱、オーケストラ演奏、英語劇、論文発表…。今年の『秀光祭』も、秀光生たちの“Language & Music”の学習成果がステージで堂々と発表されました。 会場には保護者の方々や小学生などたくさんの観客が。ステージ発表のほか、展示室に生徒たちの書いた自由研究論文や、歴史クラブの研究、パソコンクラブ、模型工作部などの作品が展示されました。 |
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脳科学の第一人者が説く 脳の鍛え方と効率的な勉強法… |
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脳を鍛えて夢をかなえようー。これが今回の進路講話のテーマ。大学受験をひかえた生徒たちはもちろん、保護者の方々も出席して熱心に聴き入ります。講師は脳科学研究の第一人者として著名な川島隆太先生。脳の機能や鍛え方、そして効率のよい勉強法について、わかりやすくお話されました。 興味深い話題とあって時間いっぱいになっても生徒たちから次々と質問が。「夕食前の空腹時に勉強すると効果 的だと、ある本に書いてあったのですが…」という質問には「それはウソですね」ときっぱり。「脳が最も働くのは午前中。これは実験も証明されています。空腹では頭が目覚めないので朝食は必ずとりましょう」とアドバイスされました。 |
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秀光6年生、齋藤さんが 化学グランプリ2003で、 金賞を受賞!! |
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「全国高校化学グランプリ2003(夢・化学−21委員会主催)」は高校版・化学日本一を競うイベントで、全国20会場で行われる一次選考(筆記)と、東京大学駒場キャンパスで行われる二次選考(実験)があります。さらに、このグランプリで優秀な成績を収めた1、2年生の中から「国際化学オリンピック」への参加者が選ばれます。これは、参加国が50カ国以上を数える化学の国際大会で、35回目になる今年はギリシャのアテネで開かれ、日本から参加した1人が銅メダルを獲得しています。 秀光からは35名(3年20名、2年15名)が仙台会場(東北大学)で行われた一次選考を受験しました。この仙台会場の受験者のなかで、第二次選考にたどりついたのは秀光6年生の齋藤可奈さんを含めて2名ほど。8月23日(土)、東京大学を試験会場に第二次選考は行われました。第二次選考でも齋藤さんは実力を発揮。優秀者5名に次ぐ15名の金賞に選ばれました。齋藤さんに喜びの声を聞きました。 |
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東京大学の雰囲気に浸れたことが、
何よりの感激でした |
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■授業で学んだことが ベースになって一次を突破 去年先輩が「化学グランプリ2002」で金賞をいただいたのは聞いていましたが、私は一次を受けた段階でもうあきらめの心境。まさか二次に進めるなんて思ってもいませんでした。もともと私の頭は理系の構造で、化学は大好きな科目です。でも、一次選考は新しい事柄について自分で考えて根拠を導くような問題で、普段学習している内容とはちょっと異なったものでした。ただ3年間の授業で学んだことがきちんとベースにあったので、何とか受かったのだと思います。 ■二次選考前の4日間は 毎日5時間の猛特訓 二次は実験です。私は5年生の特別授業で実験講座を選択していなかったのでかなりハンディがありました。そこで夏休み前から化学の東海林先生に指導していただき、特に二次選考前の4日間は、毎日5時間も化学実験室に閉じこもりっぱなし。器具の操作や実験のマナーなどの特訓を受け、過去問にも挑戦してみました。 ■憧れの東大に感動し 緊張もすっかりほぐれて 試験会場の東京大学はとてもきれいで、こんな雰囲気の中で学生生活が送れたら素晴らしいと、すっかり感動してしまいました。浮かれた気分になって実験室に入ったら周りの人がみな優秀そうに見え、「もういいや」と開き直ったのがよかったのかもしれません。練習をしてきた無機ではなく有機の実験だったにもかかわらず、あまり緊張を覚えないまま実験を進めることができました。結果 を考察するレポートには苦労したので「まさか金とは!」と、自分でも驚いています。大学は医学部への進学を目指しているので化学の勉強は直接受験と関係ないのですが、高校生活最後のいい思い出になり、自信にもなりました。何よりも東大の雰囲気を味わうことができたのがうれしく、いい刺激になっています。 |
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「量子力学」を 数学でアプローチ 「電子は〈波〉であるということが確認されています。ところが不思議なことにモニターで確かめようとすると波動性は発揮されない。原因はまだ解明されていません。これは長年研究者を悩ませている謎のひとつです…」 今回の出前授業は、量子力学がテーマ。高木先生はその難解な問題を数式によって次々に証明していきます。はじめは「難しそう…」と不安げだった生徒たちも、微分や指数関数など数学で学習したものが登場すると、熱心に聴き入っていました。 授業の感想は真っ二つ。物理が好きな生徒は「高校物理では教わらない突っ込んだお話が聴けてうれしかった」、少し苦手な生徒は「難しかったけれど理解できればおもしろいものだと思う」という感想を持ったようです。
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多国籍混声合唱団や和太鼓を加え、 |
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東北大講義の「出前」に 秀光生たち、興味津々 |
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難関大学に進んだ 先輩たちの体験談で、 大学合格への意欲新たに |
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インターネットで 立命館大学の講義を リアルタイムで受講。 |
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秀光中等教育学校では、大学の講 義をインターネット上で受講するという県内では初めての試みを秀光4、5年生を対象に実施しています。受講するのは立命館大学の一般
教育特殊講義。画面には講師が立命館大学の学生を前に講義をしている様子がリアルタイムで映し出され、秀光をはじめ全国から参加した各高校の生徒がこの講義を同時にそれぞれの学校の教室で受講します。 立命館大学とのweb Live講義は、毎週火曜日に育英國際交學館で行われています。通 常の授業が終了したあと、午後4時20分から90分間行われる講義「日本語表現法」を聴きに、秀光4、5年生の希望者数名がそれぞれの教室から駆けつけます。授業の進行は次のとおりです。大学のホームページからあらかじめプリントアウトしておいたレジュメに沿って、講師の樺島忠夫先生による授業を画面 に映し出される文字情報と音声で受講します。講義中は、練習問題を解く時間も与えられ、そのあと解説されます。授業の最後には、まとめの問題を解いて終了。その解答用紙は樺島先生本人のもとへ郵送され、後日樺島先生の手によって添削された解答用紙が生徒たちのもとへ返送される、というしくみです。 参加した生徒たちは、「インターネット上から大学の講義の緊張感が伝わってきてとても新鮮」「実際に問題を解きながら受講できるので思ったよりもわかりやすかった」「大学入試の小論文対策としてだけではなく、面 接などにも役立ちそう」と、受講に対して意欲的な様子でした。時間と空間を超越してますます進化する秀光の授業。今後の展開をお楽しみに。 |
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手作りのお菓子と楽しい催しで 新入生をおもてなし。 |
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「利吉先生の理想」がついに実現
! 秀光中等教育学校が開校しました。 |
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2003年4月、秀光中等教育学校がついに誕生。その記念すべき開校式が4月5日(土)、仙台育英学園多賀城校舎のグローリーホールにおいて行われました。
「開校宣言」に続いて校旗が披露され、在校生代表による「誓いの言葉」が高らかに響き渡りまし-た。 この日は同時に秀光・第8期生の入学式も挙行。秀光中等教育学校となって初めての新入生となる57人が、入学を許可されました。 加藤雄彦校長先生の式辞では、「中高6年間一貫教育は、建学の精神を実践するために最も理想的な教育形態。2005年の創立100周年を前に創立者の加藤利吉先生の理想を98年かけてようやく実現できたことは大変喜ばしい」と語ったうえで、 新入生には「これから6年間の学校生活で教養を広げ、その磨いた知識は恒久平和のために役立ててくれることを期待します」と激励されました。 |
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弦楽部が、春のコンサートを開きました。 | |||||
弦楽部による毎年恒例の「SPRING CONCERT」が、3月30日(日)、仙台育英学園多賀城校舎のNCホールにおいて行われました。 |
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*曲目* |
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秀光中等教育学校誕生を前に、 最後の秀光コース卒業生として |
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2月28日、仙台育英学園多賀城校舎のグローリーホールにおいて、秀光・第2期生の卒業式(『秀光コース 中等教育後期修了式』)が挙行されました。 この日、卒業証書を授与された卒業生の数は48名。午後2時の「修礼」「開式の辞」「国歌斉唱」に続いて、会場に出席した卒業生の1人ひとりに卒業証書が、校長先生から手渡され、その後、「加藤利吉成績優等賞」「精皆勤賞」「生徒会功労賞」「秀光グランプリ」の授与と続きました。 そして加藤雄彦校長先生の式辞。壇上で加藤校長先生は、「秀光中等教育学校の誕生を直前にして卒業式を迎える第2期生は、最後の“秀光コース”の卒業生。秀光中学校が東北初の中等教育学校として生まれ変わることができたのは、2期生の皆さんの6年間の頑張りの成果 が評価されたから」と、卒業する2期生をほめたたえました。 さらに、2期生が2年前、3年前に体験したキューバ共和国との交流活動などに触れながら、「世界は“国際親善”をめざしながらも、現在、アメリカ・イラクの問題を中心として戦争が起こりそうな状況にあります。秀光は7年前の誕生当初から“Music and Language”を教育の柱として掲げ、“Globalization”の実現をめざしてさまざまなことを学んできたのですが、今の世界は、このGlobalizationを間違った意味で考えている傾向にあります。つまり、力の強い国や企業が自らの利益のために世界へと押しつける“世界標準”という意味に…。これは違います。仙台育英学園、そして秀光の唱えるGlobalizationは、“地球規模で世界・人間社会を考えたときに、どうすれば平和で安全な世界を恒久的につくり上げていけるか”を考え、実践し、実現させるもの。このことを6年間で学んできたはずです。これを卒業するにあたって、もう一度考え、さらなる実践に向けて、努力していってください」と話されました。 |
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